羽根つき餃子、ぷるもち水餃子の大阪王将│5フリーで食卓へお届け

お弁当デビューの皆さまへ

4月、新年度も始まり、お弁当デビューをした方、またはお弁当作りを卒業してやれやれ、という方も多いことと思います。

写真は、数年前、某テレビ局の朝のワイドショーに出演した際、冷凍食品フル活用でお弁当向け商品をご紹介したときのものです。「手間抜き」の冷凍食品を利用してお弁当作りが楽しくなる。だから「冷食OK!」、という内容でした。

 

冷凍食品を使ったお弁当が話題になって、、、

新学期シーズンになると思い出すのは30年前、娘が幼稚園に通っていた頃のこと。お弁当には当然、冷凍食品。しかも新発売されたばかりの商品も入っていて、子どもたちも先生も「なんかおいしそう~」と毎日覗き込み、話題になりました。娘はもちろん、しっかり食べて、毎日完食でした。

娘を送り迎えしていたおばあちゃんに、先生が「いつもAちゃんのお弁当が話題になるんですよ~」といった話をしたそうです。するとおばあちゃん、鼻高々に「お母さんが冷凍食品新聞の記者なのよ~」と答えたそうです。

そして、私が娘を園に送っていったある日、園長先生から「ぜひ冷凍食品の話が聞きたいわ。保護者の方々にも声をかけますから」と依頼されました。嬉しかったですね。

 

安心して安全に使える冷凍食品

今から30年も前ですから、「冷凍食品なんて、、、」と思っていた方も多い時代。でも、毎日毎日、わが家が持たせたお弁当箱の中には、さまざまなおかずが入っていました。ニコニコ食べる娘の様子を見て、「あれ?おいしいのかな?」と先生方は興味がわいたようなのです。

公立幼稚園でしたが、統廃合される前で非常に少人数。冷凍食品の話をしたときは、先生も含めて7-8人ほど集まっていただけたと記憶しています。

そこで、冷凍食品のさまざまなメリット、つまり、急速凍結で栄養がそのまま保たれていること、マイナス18℃以下で保存・流通していて、そんな低温下では食品を腐敗させる微生物が繁殖できず、腐らないので、製造段階で保存料が不要なこと、衛生的でレンジで簡単に解凍できる商品が増えていることなどをお伝えしました。本当に皆さま、びっくりしていました。

お弁当以外に何かおすすめ商品はないかと聞かれ、「焼きおにぎり」がレンジで簡単に食べられますよ、と紹介したところ、後日、多数の方々から感動の声を聞くことになりました。

 

冷凍食品利用は愛情不足?

その後、1999年には自然解凍でOKのお弁当用商品も発売されて、ますます、お弁当需要は高まっていきました。その一方で、お弁当作りに「冷凍食品の利用禁止」といった通知をする園が話題になって、手作り・イコール・愛情いっぱい、といった論理は、果たして正しいのか、おいしくて便利なものを使うことは愛情不足なの?といった論争がありました。

この論争は収束したのかとおもいきや、今でもご意見さまざまで、冷凍食品を使わないお弁当を推奨している園も少なからずあるようです。

私自身、愛情たっぷりに娘を育てたと自負しておりますし、冷凍食品を使うことは、手抜きではなく「手間抜き」と2016年から言い続けてきました。「手間抜き」は単なることば遊びではなく、冷凍食品工場では、とても衛生的な環境で、「食」の大切さに真摯に向き合って、製造にあたっている方々がいることを知っているから、その手間に感謝を込めて発信しています。さまざまなメリットがある冷凍食品。手間暇をかけてより良い食品を生産している工場。そして、工場では、生産段階で発生する残渣もゴミとせず、資源化する取り組みをしています。

こんなメリットだらけも冷凍食品を使うことを手抜きとか、愛情無しなどと言ってほしくない、というのが本音です。

 

餃子弁当も手軽に作れるように

先日、日本冷凍食品協会から2025年の生産・消費調査結果が公表されました。国内生産も冷凍野菜輸入量も、冷凍調理食品輸入量も増えて、同年の国内消費量は初めて300万トン台となりました。国内生産の品目別動向を見ると、「ギョウザ」はなんと前年比13%増の生産量。国内生産全体が同2.4%増ですので、突出した伸びだと理解できます。

〔資料:日本冷凍食品協会 令和7年冷凍食品の生産・消費について(速報)〕
各社の商品開発が進み、バラエティ豊かになってきているのでしょう。そのひとつ、イートアンドフーズの「大阪王将 クリスピーひとくち餃子」に昨年から注目しています。約5分で簡単に焼けて、ぱくぱくと、スナックのように食べられる小型の餃子です。餃子ワールドがまた広がってきました。

お弁当のおかずといえば、焼売は定番ですが、餃子となるとお弁当箱に入れるには少しハードルが高いようです。餃子は焼きたて、食卓向けが主流かもしれません。でも、「ひとくち餃子」は、お弁当のおかずとしても喜ばれそう。にんにく不使用で、やみつき味、ごはんが進みそうです。冷凍餃子の活躍場面がますます広がりますね。

 

究極、レンジも不要でお弁当作り

さて、去る4月2日に、TBSラジオ「ジェーン・スー 生活は踊る」に出演した際、最後に「山本が今、お弁当づくりをするとしたら?」という問いかけがありました。

私の答えは、「むき枝豆」の活用と、自然解凍OKのフライ類を使用したサンドイッチでした。

枝豆はさやがついているもので。おつまみに食べるもの、という旧来からの思い込みを捨てて、「むき枝豆」を買ってみると、驚くほど便利で、幅広く使えるたんぱく質摂取素材だということに気付きます。お弁当に利用するなら枝豆ごはん、サラダトッピング、楊枝に刺して彩りの1品などでしょうか。スープジャーを利用していたら、具材のひとつとして便利に使えますね。

自然解凍OKのフライはお弁同箱におかずとして入れるだけではもったいない。例えば、ロールパンを少しカットしてバターを塗り、カット野菜と一緒に挟むだけで簡単サンドイッチが出来上がります。とてもスピーディ。ソースなどが欲しければ別添で持参すればよく、ソースインやソースオンのフライ類ならソースを用意することも不要なのです。この話はとても驚いてもらえました。

お弁当はアイデア次第。ぜひ1品、「手間抜き」できたら、彩りや栄養バランスに気遣って、楽しいランチタイムを実現してほしいです。

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