羽根つき餃子、ぷるもち水餃子の大阪王将│5フリーで食卓へお届け
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  • 2022年3月29日

注目はごはんのおかず!?大阪王将 たれつき肉焼売 開発秘話

2022年春夏新商品のリリースを受けて焼売の開発ストーリーを語っていただいた前回の記事。 今回はその続編として、2022年春夏のリニューアルや5フリーについてお話を伺いたいと思います。 大幅改善!?大阪王将 たれつき肉焼売のリニューアルポイントとは 編集オガワ 早速ですが、今回のリニューアルポイントを教えて下さい。 田島さん ひとつは焼売そのもののリニューアルです。具材のたまねぎ、たけのこ、しいたけのサイズを大きくして、食感を楽しめるようにしました。食べたときの満足感が更に増えていますよ。 編集オガワ 元々一粒あたりのサイズが大きめで満足感あると思ってたのですが、更に食感が良くなったということですね! 田島さん そうです。二つ目のポイントはたれです。こちらは前面改良して、以前より甘さを感じるバランスにしています。 編集オガワ ほう。なぜそのようなバランスになったのでしょう? 田島さん 焼売をご家庭のさまざまな場面でご利用いただきたいという思いから、たれをつけてごはんによく合う味わいとなるようにしました。 編集オガワ おつまみやお弁当だけでなく、この焼売を主役に一食が成り立つようなシーンを狙っているわけですね!他にもリニューアルが入っているポイントはありますか? 田島さん 甘めのたれにつけてもしっかりと焼売自体の存在感が出せるように、焼売の肉のジューシー感がアップしていて、たれを付けたときにベストマッチするようになっています。 焼売も香料・甘味料・着色料・保存料・化学調味料不使用!5フリーについて 編集オガワ こちらの焼売はリニューアル以前から5フリーだったと思うのですが、5フリー対応にするというのは難易度高いのでしょうか? *5フリーについてはこちら 田島さん そうですね、単純に5フリーにするだけなら添加物を除くだけなので難易度は高くないのですが、お客様に美味しく召し上がっていただけるような味、あと社内で職人クオリティと認められる味になっていないといけないので、この点が難しいところですね。 編集オガワ なるほど、職人クオリティの味は保たなければいけないのですね!その場合は、どのようなことを工夫しましたか? 田島さん 具材の配合をとにかく工夫しましたね。肉の味が強すぎると、油が出すぎてしまうし、しょうがを入れすぎても辛くなる。素材のうまみを存分に出したいけど、出しすぎるとくどくなるという悩みもあります。「家庭で食べるからこそ、素材の本来の美味しさを楽しんでいただきたい」という5フリーに込められた思いを実現するために、ちょうど良いバランスとなるよう配合・加工をひたすらトライ&エラーで進めました。 編集オガワ 試作の繰り返しで磨き上げていったのですねー。この焼売ですが、どうやって食べるのがおすすめですか? 田島さん 勿論、色々なシーンで使用いただけるように丹精こめて作っていますよ。ただ今回のリニューアルで、以前よりもさらにごはんと合う味になったと思っています。今回焼売そのものだけでなく、たれにも大きな改善が入っていまして、醤油単体と食べるのとは違う味わいに作っています。このたれとの相乗効果でおかずのメインを貼れるイメージですね。 新商品開発経験とサステナビリティ?開発者としての目標を聞いてみる 編集オガワ 田島さんは焼売の前にはどのような食品を開発していたのですか? 田島さん 羽根つき餃子の別のフレーバー、ということで「大阪王将 羽根つきチーズぎょうざ」や「大阪王将 羽根つきカレーぎょうざ」の開発を行ってきました。 編集オガワ 結構攻めている食品の開発をしてきたんですね! 田島さん そうですね。焼売も当社としては初めての挑戦でしたし、なぜか攻めたような企画は私が担当することがあります。笑 編集オガワ 色々と開発を続けてきて、これからどんな開発をしていきたい、というものはありますか? 田島さん 外食のお店もやっている大阪王将ですが、こちらのメニュー開発メンバーもすごくて、お店のクオリティも進化しているんですね。ですので、私達冷凍食品などの開発としても、それに負けないような美味しさをと、家庭用ならではの便利さを追求していきたいですね。 編集オガワ なるほどー確かに外食も面白いメニューが沢山でてきてますもんね。ワクワクするというか。家庭用では便利さの追求、というのも大事なわけですね。 田島さん 私は最近立ち上がったサステナビリティ分科会にも入っていて、会社で掲げている環境(Environment)のフードロス削減、CО2削減といった分野に開発の力で貢献できれば良いなと考えています。 編集オガワ そういえば、その件については社内研修で会長・社長にしていたプレゼンでも触れていましたね。 田島さん はい。会社としてサステナビリティに取組んでいく、という中で開発としての提案や「会社としてこれが必要では?」といった内容を提案させていただきました。この提案の影響もあってか、委員会メンバーに入れてもらえたのかな、と思っています。 編集オガワ 開発で貢献、というのは大事ですね。ありがとうございました! 進化する冷凍食品で、楽しい肉焼売ライフを! いかがでしたか?今回は焼売のリニューアルポイントから、開発者が考えている将来についても伺いました。 職人クオリティで美味しいのに添加物が5フリーで便利、しかもサステナビリティに貢献している、なんて欲張りな冷凍食品な気がしますが、そんな食品が次々と世に出ていくのは楽しみですね。 この度リニューアルの大阪王将 たれつき肉焼売、ご飯にもビールにも合う使いやすい食品ですのでぜひ一度お求めください。

  • 2022年2月28日

食品流通業界の進化にも注目!スーパーマーケットトレードショー2022

2022年2月16日(水)17日(木)18日(金)幕張メッセで開催の第56回スーパーマーケット・トレードショー2022(通称SMTS2022)に参加してまいりました。 スーパーマーケットを中心とする食品流通業界に最新情報を発信する商談展示会 参考:  http://www.smts.jp/jp/summary/about.html と公式からの発表もあるように、食品流通業界においては注目の展示会です! 準備への入念さと苦労に感嘆の展示会 試食もあって楽しみ!な展示会ではあるのですが、しっかりと入念な感染対策がなされていました。入場時の検温はもちろん、エリアごとの入場人数も管理されていて、これは展示をする側も、展示を見る側にも安心の取組です。 注目の主催者企画ではテーマに分かれた展示がなされていました。その一つとして興味深いのが「食のトレンドゾーン」。多様化する食への価値観を捉え「美と健康×食」「サステナビリティ×食」のエリアが設けられていました。   新しさ感じる、食のトレンドゾーンの展示 昆虫食としてコオロギの可能性を追求。コンフェクショナリー・コオロギ コンフェクショナリー・コオロギは、昆虫食としてコオロギ食品を展示。コオロギの環境負荷の展示もあり、コオロギがなぜ優秀なのか、ということが説明されていました。抵抗感ある人向けのおせんべいなど粉末状にした工夫もあって、よくできているなあと感心です。 参考: https://www.concricket.com/why 注目の代替肉。大豆ミートZEROMEAT 大塚食品株式会社は肉不使用の大豆ミートZEROMEATブランドで出展。ハムとハンバーグの試食があったのですが、どちらも非常に美味!新しい食のテクノロジーを感じますね。 参考: https://zeromeat.jp/ 美味しく健康に。マツキヨココカラ&カンパニーのロカボへの取組 健康を焦点にしたマツキヨココカラ&カンパニーでは、ロカボをテーマに低糖質スイーツをご紹介。血糖値を図るサービスで、食後の血糖値を測っていただきました。数値とセットで考えると、ロカボ食品のありがたさが伝わりますね! 参考: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000089283.html ビジネス展示会としての醍醐味感じる! 設備・資材 の展示 食品そのものはスーパーマーケットでも見ることはできますが、さすが食品流通業界のビジネス展示会だなと感じるのがスーパーマーケットの店舗設備や、食品メーカー向けの機械などの展示。 最近急増している冷凍食品自販機の紹介では、サンデン・リテールシステム株式会社のマルチストック式冷凍自動販売機「ど冷えもん」が注目を集めていました。名前がキャッチーで素敵ですね。 参考: https://www.sanden-rs.com/product/detail.php?pid=221 設置されている「ど冷えもん」を検索できる「ど冷えもんGO」というアプリもリリース予定だそうで、楽しみです。 大阪王将は餃子と中華で売り場のご提案! 大阪王将は用途が多様な「ぷるもち水餃子」をスープ/味噌汁と共にご試食いただきました。餃子は勿論、「とりから」のようなおかずや「たれつき肉焼売」、「小籠包」といった点心、食材に調味料を使うだけで「青椒肉絲」や「かに玉」といった料理ができる常温商品、そして今期新発売のラーメンなど、餃子を中心とした中華カテゴリの売り場を展示しました。 2022年の食品流通業界の進化にも注目! 普段は一同に集まることはないであろう、様々な食品メーカーや、流通、機材メーカーが集まるこの展示会。業界の発展には期待するとともに、我々も貢献していきたいと改めて思った次第です! (各社の美味しい食品・飲料をたくさん試食でき、大変満足でした。)

  • 2021年12月28日

餃子でサンゴ礁保全に貢献!もずく餃子への取り組みをご紹介

現在、スーパーマーケットだけでなく、生協でも購入いただくことができる大阪王将の餃子。今回は中国地区の5生協で買うことの出来る一風変わった餃子、「大阪王将 沖縄県恩納村産もずく入りぎょうざ」と、その取組のご紹介です。 取り組み自体はこちらをご覧いただくのが早いかもしれませんが、こちらの恩納村産もずく入り餃子を購入いただくと、購入パック数に応じて恩納村のサンゴ礁保全活動を行うための「もずく基金」に寄付がされる、というものです。 もずく基金については、こちらから。 今回はこの活動に取り組んでいる広域営業部の佐藤さんにお話を伺いました。 いったいなぜ?もずく餃子が産まれるまでの歴史 編集オガワ そもそも、何をきっかけにこのような活動が始まったのですか? 佐藤さん きっかけは恩納村のうんなまつりです。このお祭りにもずく基金に関わる生協の方々と、弊社の社長も参加されていて、その中でサンゴ礁の保全に関わる活動に何か貢献できないか、というお話が出たことを契機にスタートしています。 開発のきっかけとなった2019年うんなまつりの様子。大阪王将も参加しました。 編集オガワ いつ頃から始めているのですか? 佐藤さん 2019年7月のお祭りがきっかけで、その後餃子ができたのが2020年4月で、その際にプレスリリースをしています。 編集オガワ もずくが入った餃子、というのは変わっていますね、どうやって作ったのでしょうか。(まずくないのかしら…) 佐藤さん まず、恩納村のもずくを使うというところから始めたのですが、この餃子はそのもずくから餃子に合うものを選別、異物をしっかり除去して、最適な形に下準備をして餃子に入れています。 編集オガワ なんだか大変そうですね、なぜそのような工程が必要だったのでしょうか? 佐藤さん ベースの餃子はにんにくが効いているのですが、このパンチが強すぎてもずくの良さが活かせない、ということがあったんです。 佐藤さん せっかくもずくを使う、しかも恩納村という特定の地域のもずくを使った餃子を作るという機会でしたので、しっかりともずくと調和した、もずくを活かした餃子を作りたいと思ったんです。最終的には具材の15%という、結構な割合のもずくが入っていて、一口食べるとあっさりした海の風味を感じた味がする餃子になりました。何粒も食べられる意外性のある仕上りになっていますよ。 編集オガワ あっさり仕上げて、もずくを増やして活かすというのは面白い開発ですね!(思ったよりも美味しそう!) 編集オガワ もずく餃子が実現するまでの苦労もありましたか? 佐藤さん 餃子や取組を最終的に決めるまでには、弊社だけでなくこの取組を共同して行う生協さんたちとも足並みを揃える必要がります。2019年7月以降各地を回って、皆さんと納得いく形まで議論をして決めました。 編集オガワ 発売が2020年4月、ということですが、その後はどのような動きだったのでしょうか? 苦労の末うまれた、沖縄県恩納村産もずく入りぎょうざ 佐藤さん 実は感染拡大の影響で、2020年の恩納村うんなまつりは開催ができず、この取組で連携している生協さんたちと行っていた総会も行うことができませんでした。このため、我々が発売から行ってきた取組について、お伝えをすることができなかったのです。ですが2020年11月に、ようやく訪問の目処がたち、調印を行い、今年も12月に実績に応じた基金への拠出を行わせていただきました。 編集オガワ なるほど!佐藤さんはこの活動についてどのように考えていますか? 佐藤さん 美味しい食品を産み出すことが得意な弊社が、環境保全に貢献するような活動に食品開発を通して貢献できることは嬉しいことですし、やり甲斐のひとつですね。それだけでなく、生協の組合さんがもずくに関する商品を購入することがサンゴ礁の保全に貢献している、ということも素敵なことだと考えています。 編集オガワ 素晴らしいですね、ありがとうございました! 餃子で持続可能な社会に貢献できるって、良いかも 今回は沖縄県恩納村産もずく入りぎょうざを通した活動を紹介させていただきました。大阪王将は美味しい食品をお届けしたいことは勿論、他にも食を通じて活動をしていたりします。そんな活動も、また機会があればご紹介していきたいですね。 沖縄県恩納村産もずく入りぎょうざ、現在は下記エリアの生協さんで購入可能です。国産鶏肉を使用した、もずくに合うしょうがとお酢の入ったあっさりした餃子になっています。 西日本:生活協同組合連合会コープ中国四国事業連合 生活協同組合コープしが、京都生活協同組合 沖 縄: 生活協同組合コープおきなわ