羽根つき餃子、ぷるもち水餃子の大阪王将│5フリーで食卓へお届け

2023年春夏新商品!肉汁爆弾餃子って!? 今までなかった丸い餃子に挑戦

こんにちは。

今回も引き続き3月から発売した商品をご紹介!!今回ご紹介する餃子は、新商品の目玉商品であります、その名も「極みのもっちり厚皮 肉汁爆弾餃子」です。名前からしてクセありで、形も丸いという濃いキャラをご紹介します。

餃子なのに丸い形!?

まずはこのビジュアル。餃子なのに丸い形でお饅頭みたい!?ですよね。インパクトのある餃子を作りたく、スーパーなどには売っていない丸い形をした餃子を作ることにしました。あまり見慣れない餃子の形ですが、ご当地店などのコアなところで有名な丸い餃子があるんです。また、最近ではちょこちょこと外食店でも丸い餃子を提供しているお店も増えてきて、実は地味にじわじわキテる餃子なんです!

味や丸くするための苦労についてはこちらから

関連記事

先日リリースされた2023年春夏新商品。様々な食品が発表されましたが、今回は新しい2つの餃子極みの大粒 肉餃子と極みのもっちり厚皮 肉汁爆弾餃子の開発ストーリーに迫りたいと思います。開発者は山本さんです。なお、この極みの大粒 肉餃子はF[…]

長~い商品名のわけ

「商品名長くない?」

最終の社内提案でいわれた言葉です。でもそれが狙い。先程、実はじわじわキテいる丸餃子と言いましたが、餃子好きのコアなところの盛り上がりであって、家庭での浸透はまだしていないのが実情。食卓をマンネリさせたくない悩みはありながらも、失敗はしたくないという思いの方が主婦の方は強いと思います。見慣れないよくわからない物を買うのは不安だと思うので、その不安をなくしたいという思いがありました。だからこそ不安を解決して、新しいものを手に取ってもらえるように、長くても特徴のすべてを商品名に込めることにしました。この餃子の一番のポイントはもちろん餃子を噛んだ瞬間にじゅわ~と溢れる「肉汁」ですが、その肉汁を再現できるのは厚皮でもっちりとした皮がしっかり包んでくれているから。さらにもっちりしていて皮までおいしい!そんなおいしさのすべての特徴を伝えたく、あえて長い商品名になっています。

また、長い方がインパクトもあり、こだわり感が伝わるという狙いもあったからです。

パッケージのこだわりポイントを餃子のように熱々で解説

この極みシリーズのコンセプトは、「餃子が得意な中華屋が作った本気の餃子」です。じゃあ、本気の餃子って?餃子の本質って?おいしい餃子って?などをひたすら部内で話し合い、それは「肉汁感」「皮のおいしさ」「肉感」「頬張る大きさ」がポイントということに至りました。その点を表現するにはどうしたらいいかを考えて特に3つのことにこだわりました。

まずこだわったのは、お店で餃子を焼くために使用している焼成器で焼いている、餃子のシズル写真を使用したこと。私がパッケージを担当になってからは、初めての試みでした。それ以前もあまり採用していなかったと思いますが、この写真を使いたかった理由は、本気ポイントとして職人感を出したかったためです。実際に撮影をする時は正直、焼成器で撮ったらそれなりにいい感じになるかな~と甘い気持ちでいたのですが、、、苦戦しました。単純に写真を見るだけだといい感じなのですが、パッケージに当てはめてみると湯気を出しすぎてぼやッとしてしまったり、餃子のふくらみ方のタイミングが合っていなかったり、質感に大きな影響を与える影のコントラストがイマイチだったりと、すぐには思うようにいきませんでした。何度か撮り直しをしたり、自分のカメラでシミュレーションしたりしてやっとの思いで採用になりました。やっぱり”本気”を伝えるにはこちらも本気でやらないとということに改めて気づかされました…。(当たり前です←)

その次に、パッケージの質感にもこだわりました。「本気の餃子」が伝わるように、お客さんが手に取った瞬間に「これは一味違いそうだな」と思ってもらいたいと思い、しっかりした厚みのある質感のこの材質に決めました。パッケージってデザインだけでなく、こういったところでも表現できるのがすごく楽しいな~と思います。

そして最後は、もしかしたら細かすぎて伝わらないこだわりの黒背景です(笑)この黒い背景は、ただの黒で表現しているのではなく「リッチブラック」という色を使用しています。リッチブラックは、黒インキだけを使用するのではなく、黒インキにシアン・マゼンダ・イエローの色を加えて、黒よりも濃い深みのある黒を表現することができます。こちらも私は初めて採用した色です。アンミカさんが言う「白って200色あんねん」ってこういうことなのかな~と、黒にも黒でいろいろあることを今回学びました。リッチブラックにすることでより締まりがよく見え、質感を表現するポイントの一つとしてこだわって選定しました。

こんな感じでパッケージを作っていて、とても楽しくこだわりいっぱいに作ることができました。お客さんにも伝わりますように!

作り方と神焼きになるポイント

神焼きとは、大阪王将の店舗では、餃子職人が、しっかりしたきつね色になる様にこんがりと均一に焼き上げます。これを“神焼き”と呼んでいます。私たちイートアンドフーズは、開発だけでなく、営業や生産部門もこの言葉をよく使い、気にして毎回チェックをしています。そんな神焼きをお家で再現できるポイントを盛り込みながら作り方を伝授します!

 

 

【作り方】

■熱したフライパンに油を引き、凍ったままの餃子を並べる。

■【神焼きポイント1】しっかりふたを閉めて、しっかりと蒸すべし!少し焼き目をつけて、水を入れ、ふたをして蒸す。

■中火で約5分経ったら、ふたを取り水気を飛ばす。

■【神焼きポイント2】追い油を最後に入れるべし!水気が飛んだら、油をフライパンのふちに沿って回しかけ、こんがり焼き目がつくまで焼き上げる。

焼き目の目安はこれくらい↑

2つのポイントを押さえるだけで、きれいな神焼きの肉汁爆弾餃子が作れちゃいます!

最後に

まるで中華街の焼き小籠包のように肉汁が溢れ出すので、やけど注意ですが、家庭での食事をマンネリ化させない新しい餃子です!私自身、厚い皮ってごわごわしそうで好きじゃないかもと思っていましたが、この餃子はそんな私でもすごく好きなもちもち食感のおいしい皮になっています。

是非こちらも店頭にてチェックお願いします!!