前回の記事で開発ストーリーをご紹介している、羽根つき餃子。味はもちろん水いらず、油いらず、フタいらずで本当に簡単に焼けるのが魅力ですよね。
しかし私も日常的にこの羽根つき餃子を見ていて、ひとつ気にかかっていることがあります。それは基本的に1パック12粒の餃子を円形に配列した写真が多いなあ、ということ。美味しそうなんで良いのですが、焼き餃子を食べたいときって、12粒一気に焼いて食べたいときもあれば、6粒だけ、とかたまには4粒だけ焼いて食べたい、という時もあるのは私だけではないはず。
そこで今回は6粒や4粒でもキレイに羽根つき餃子を焼くための焼き方についてご紹介したいと思います。
まずは基本の確認 羽根つき餃子12粒を円形にする焼き方
大阪王将中の人曰く、12粒を円形に焼くためには直径24cmのフライパンがオススメらしいです。まずは12粒で焼くキレイに焼く方法と共に、基本的な焼き方をみてみましょう。焼き方の動画もありますので、こちらもチェック!
テフロンなどの加工が入ったフライパンを使用する
鉄製のフライパンなどでも焼くことはもちろん可能。ですが加工が入っている方が羽根つき餃子をキレイに焼き易いです。
餃子はギリギリまで冷凍庫
これ、ご存知でした?「どうせ火を通すんだから適当に常温のキッチンに出しておいても大丈夫でしょ」なんて考えたりするのですが、実は直前までカチカチに凍っている方が、キレイに焼けるんです。
中心に「羽根」を作って餃子並べる!
円形に12粒並べるときには、中心に「天使の羽根」の形に2粒の餃子を対象的に並べ、その周りに対角線に餃子を置いていくことを意識しながら残りの10粒を並べます。この配置にすることで、羽根の素が溶けると良い感じにフライパンに広がっていくのです。
中心の「天使の羽根」の周りに残りの10粒を配置して…
できあがり!美味しそうです。
一人で食べるし12粒だと多い…という時に!円形6粒で羽根つき餃子の焼き方
大阪王将の店舗もそうですが、外食の餃子専門店では1人前6粒のことが多い気がしますね。12粒同様、直径24cmのフライパンでも構わないのですが、羽根が丸くキレイにつくように焼きたい、という場合には20cmのフライパンがオススメ。
並べるときには、12粒とは違い、そのまま6粒を円形に並べて焼きましょう。
焼けました!6粒で円形に並べても、キレイに羽がついて美味しそうです!
お店みたいな直線で焼きたい!直線4粒で羽根つき焼き方
お店のように直線的に餃子を並べてキレイに焼く為には、これ、玉子焼き用のフライパンです!
今回使用したのは13*18cmの玉子焼き用フライパン。
4粒の餃子を直線的に並べます。羽根ができるので近づけすぎず、少し間隔を開けて焼きます。
焼き上がりはこんな感じ!長方形に羽根がついています。
ほんのちょっとつまみたいだけなの、という時に!3粒で羽根つき餃子を焼いてみる
お好みスタイルで焼けるのが羽根つき餃子の魅力。たまにはほんの少しつまみた、という時もあるはず。そんな時のために直径14cmのフライパンで3粒の餃子を焼いてみます。
3粒でもしっかり焼けました!
餃子を焼くって、楽しい
いかがでしたか?今回様々な焼き方で羽根つき餃子を焼いてみましたが、いずれも中々素敵な焼き上がりになったのではないかと思います。ちなみに、4粒以下の少ない粒数の場合にはフライパンが小さいこともあって火の通り方が違うようで、弱火でじっくり焼くのがポイントです。
羽根の素が溶け出し、羽根がつき始め、香ばしい香りと共にこんがりとした色合いに仕上がってくる…そして最後にお皿をかぶせてひっくり返すと現れる、こんがりとした焼き餃子。そんなライブ感と共に、綺麗に餃子が焼ける事自体もちょっとした達成感だったりするもの。皆さんもお好みの焼き方で羽根つき餃子を楽しんでいただければ幸いです。