- 2022年10月24日
天津飯とは?天津飯の日記念日認定をきっかけにルーツを調べてみた
10月18日が「天津飯の日」に認定されました 先日、10月18日が「天津飯の日」に認定されたのは皆さまご存知でしょうか? プレスリリースから抜粋すると 餃子専門店「大阪王将」は、10月18日を『天津飯の日』(10(テン)・1(シン)・8(ハン)の日)として記念日登録申請を行い、「⼀般社団法人 日本記念日協会」より正式に登録されました。 ということです。 定番人気メニューである「ふわとろ天津飯」、2022年1月より毎月18日に玉子一枚増量サービスを行なってまいりましたが、この活動も含めて認めていただいたのか(?)、正式に登録をいただいたとのことです。 そもそも「天津飯」って何?驚きの「日本の中華料理」 Wikipediaによれば 天津飯(てんしんはん)は、かに玉(芙蓉蛋)を米飯に載せ、とろみのあるタレ(餡)をかけた日本の中華料理。天津丼(てんしんどん)、かに玉丼(かにたまどん)としても知られる。 出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E6%B4%A5%E9%A3%AF ここに気になるワードがありますね、それは『日本の中華料理』というもの。 天津飯は中華料理のイメージがありますが、実は日本発祥とのことです。 天津飯は関西と関東で味が違う?! 実は天津飯の餡は地域によって玉子の上にかかっている餡の味付けに違いがあるようです。 関東ではケチャップの入った甘酢餡が使われていて、関西だと醤油や塩で作るあっさりとした餡が使われているようです。 そのルーツを探ってみました。参考にしたのはこちら、中国の食文化研究 天津編(横田 文良 (著), 定延 健二 (監修))です。 関東の味付けのルーツは酢豚? 関東の天津飯のルーツは東京駅八重洲口にある中華料理店だそうです。「何か早く食べるものを作って」という要望に応える形で、ごはんの上に蟹玉(芙蓉蟹肉)をのせ、酢豚の餡を応用した餡をかけて出したところ、大好評だったとのことです。酢豚の餡を使っていたので、ケチャップ系の甘酢餡だったのですね。 関西では蟹?海老? 関西のルーツは大阪だそうです。戦後の食糧が思うように手に入らない時代に、天津の食習慣に準じてごはんの上におかずで蓋をした「蓋飯(がいはん)」という食習慣に則り、ワタリガニを使った蟹玉をごはんの上にのせ、餡をかけたものを出していたそうです。ただワタリガニだと高くなってしまうので、川津海老を使った海老玉を使ったものもあったとか。関西では酢豚等の要素がないので、ケチャップ系の要素は無いわけですね。 気軽にご自宅で天津飯を楽しむには?! 天津飯のルーツについて学んだところで、お腹がすいてまいりました。自宅で天津飯を食べるならどのような手段がありそうでしょう? 1.自分で作る 時間に余裕があるなら自分で作ってみても良いですね。レシピサイトcookpadでは大阪王将の天津飯の再現レシピもあるみたいです!試してみて、お店との再現度を比べてみても面白いかも? かに玉を作るのには「大阪王将 かに玉の素」を使ってみても良いかもしれませんね。 2.ごはんだけ用意して、あとは冷凍で「大阪王将 天津飯の具」 こちらは玉子と餡がセットで冷凍されている便利な一品。レンジで温めて、ごはんの上に載せるだけで天津飯の完成です!「大阪王将 天津飯の具」は通販サイトでお求めいただけます。 3.レンジで温めるだけ!「大阪王将 とろとろ玉子の天津飯」 ごはんもお皿も準備不要、温めるだけでとろとろ玉子と醤油餡のハーモニーを味わえるという、忙しい方にピッタリな「大阪王将 とろとろ玉子の天津飯」。こちらはスーパーなどでお求めいただけますよ。 様々なスタイルで、天津飯を楽しみたい! いかがでしたか?今回は天津飯のことを知るとともに、様々な食べ方を紹介してまいりました。お店では18日にお得に召し上がれるのでこの日を狙ってもいいですし、ご自宅でもお好きな形で、天津飯を楽しんでみてくださいね。