羽根つき餃子、ぷるもち水餃子の大阪王将│5フリーで食卓へお届け
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食の安全

  • 2026年5月7日

大阪王将の冷凍食品 安心安全のための取組 ~イートアンドフーズの検査室(後編)~

大阪王将の冷凍食品の安心・安全を守る上で欠かせない、イートアンド工場の検査室業務のご紹介をいたします。 前編では微生物検査についてご紹介いたしました。 後編では理化学検査と環境検査についてご紹介します。   理化学検査ってなに? イートアンドでは、検査用にサンプリングされた製品の塩分、Brix(糖度)、pH、水分量などを測定して品質の確認をしております。   塩分、Brix(糖度)、pH検査 製品の食味に影響を及ぼす塩分やBrix(糖度)などを数値化して、確認する事を目的としている検査です。 これらの検査につきましては「レシピ通りに正しく作られたこと(適切性)」、お客様に「いつも通りの美味しい製品(品質)」を届けるため、決められたロット毎にチェックを行っております。   水分量検査 食感に関わる製品の水分を測定し、品質が安定しているかを確かめる事を目的としている検査です。   ~番外編:検食~ 工場では製品の検食を実施しております。検食では食味の他に、食感や焼き目、においに問題がないか確かめる事を目的としている検査です。 検食の評価にばらつきが起こらないよう、イートアンドでは定期的に、担当者に対して5味識別訓練を実施しております。   環境検査ってなに? 工場の製造ラインについて、食品を製造するために、清潔な環境かを確認をしております。   ふき取り検査 主に食品を製造する設備を対象に専用の綿棒でふき取り、ATP(アデノシン三リン酸)や一般生菌数を測定する検査です。主に清掃終了後に実施し、この結果に基づいて洗い残しや微生物増殖リスクがないか、そしてキレイに清掃されているかを確認しております。   落下菌検査 主に食品を製造するエリアを対象に、微生物が空気中にどの程度存在しているのかを測定する検査です。定期的に実施し、部屋の空気の清浄度を確認しております。   照度測定検査 製造ラインの照度(光で照らされた面の明るさ)をルクス(lx)という単位の数値で定期的に測定を実施しております。従業員は作業するとき、食材の色合いや異物が混入していないか確認しています。そのため、明るさは工程上でとても大切な要素です。   まとめ いかがでしたか? 我々検査室では、微生物検査以外にも、製品の品質確認や工場ラインの清浄度を定期的に検査し、製品の安全性の確保に取り組んでおります。 これからもお客様の安心・安全を第一に検査を実施してまいります!

  • 2026年4月27日

大阪王将の冷凍食品 安心安全のための取組 ~イートアンドフーズの検査室(前編)~

大阪王将の冷凍食品の安心・安全を守る上で欠かせない、イートアンド工場の検査室業務のご紹介をいたします。 前編では微生物検査についてご紹介します。   微生物検査ってなに? ここでいう微生物検査とは、食品の安全性や食中毒の原因となる微生物の有無、衛生状態を確認するために菌数を調べることです。食品が腐ったり、それを食べてしまってお腹を壊したりする大部分は、微生物が原因となって起こります。お客様が安全に安心して食べられるよう定期的に検査をし、合格したものだけがお店に並びます。 イートアンドでは、検査用にサンプリングされた製品の一般生菌数、大腸菌群・大腸菌、黄色ブドウ球菌、サルモネラ菌などの検査をして安全性の確認をしております。   一般生菌数検査 一般生菌数検査は、食品の「微生物汚染の程度」を評価するための指標となる検査です。 “一般生菌数”とは、34~36℃の条件で48時間培養後、標準寒天培地に発育した集落数(コロニー)を計測して出される数値のことです。計測値はCFU/g(またはmL)で示され、結果は食品の衛生的な取り扱いの状態や製造・加工環境の汚染状況を評価するのに有効です。   大腸菌群・大腸菌検査 大腸菌群検査は、食品の加熱の適正性や加熱後の二次汚染、および衛生管理状態を評価するための指標となる検査です。 “大腸菌群”とはグラム陰性で無芽胞性の乳糖分解菌の総称であり、その中の一種である大腸菌(E. coli)や腸管系病原菌の有無を推測する目的でも利用されます。冷凍食品では、凍結工程前に加熱する食品では検出されるべきではないとされ、検出された場合は加熱不足や不衛生な取り扱いが疑われます。   黄色ブドウ球菌検査 黄色ブドウ球菌とはその名の通り、ぶどうの房のような見た目をしているグラム陽性球菌です。 健康な人間の皮膚にも存在するとても身近な菌です。これが食べ物の中で増殖するときにエンテロトキシンという毒素をつくり、この毒素を食品と一緒に食べることにより、食中毒になってしまいます。菌自体は熱に弱いのですが、一度つくられた毒素は100℃20分の加熱にも耐えられるため、「黄色ブドウ球菌を付けない・増殖させない」ことが食中毒を予防するポイントとなります。 イートアンドの製品検査では、選択培地を用いてこの黄色ブドウ球菌が食品中に存在するか否かを確認しております。   サルモネラ菌検査 サルモネラ菌は鶏・豚・牛等の動物の腸管や河川・下水道等の自然界に広く生息する細菌で、少量の菌数でも食中毒を引き起こす場合があります。 感染していても症状が出ないこともあり、自覚症状の無い感染したヒトから調理器具などを介して食品に付着(二次汚染といいます)、その食品を食べることでさらに感染者を増やしてしまう可能性もあります。 サルモネラ菌も黄色ブドウ球菌と同様に、選択培地を用いて食品中に存在するか否か判定する製品検査を実施しております。 また、イートアンドの工場では月に一度検便検査を実施しております。   まとめ いかがでしたか? イートアンドの検査室では、有害な微生物が入らず、お客様に安心して食べていただけるように日々検査をしています。 これからも安全第一に検査を実施してまいります! 後編では、微生物検査以外の検査室の役割をご紹介します。お楽しみに!

  • 2025年11月7日

大阪王将の外食店舗 安心安全のための取組 ~外食事業の衛生管理篇~

今回から大阪王将の衛生管理についてご紹介させていただきます。 イートアンドグループの事業 まずは前提として、大阪王将を運営するイートアンドの事業についてご紹介いたします。 冷凍食品事業   羽根つき餃子など、冷凍食品の製造販売は(株)イートアンドフーズが運営しています。 全国3か所にある自社工場はここに所属しており、衛生管理(品質管理)を担当する部署もここに属しています。 外食事業   外食の大阪王将は、(株)大阪王将が運営しています。 また、 ・カフェベーカリーのアールベイカーを運営する(株)アールベイカー ・横浜一品香や太陽のトマト麵などのラーメン事業を運営する(株)一品香 ・くまちゃん温泉やSAPPORO餃子製造所、海外事業を運営する(株)イートアンドインターナショナル がございます。 会社名は違いますが、すべてイートアンドグループの仲間です。 (株式会社イートアンドホールディングス イートアンドグループについて https://www.eat-and.jp/company/group/ 、 イートアンドグループ会社一覧 https://www.eat-and.jp/grouplist/ より) 外食事業の衛生管理 今回は、外食事業の衛生管理についてご紹介いたします。 筆者は自社工場の品質管理を担当していますが外食については知らなかったので、外食品管に携わる品質保証部の今川さんにお話しを伺いました。 筆者 イートアンドの外食事業の中で臨店対象となるのは?  ※臨店:実際に各店舗を訪れ、店舗の状況を確認しアドバイスを行うこと 今川さん 日本全国の外食事業直営店、FC加盟店が対象で、300店舗以上を臨店しています(2025年2月現在)。大阪王将はもちろん、ラーメン事業、アールベイカーやくまちゃん温泉など、すべてのイートアンドグループの店舗様へ実際に足を運んで確認しております。 筆者 いつも全国各地を飛び回っているのはそのためなんですね・・・!臨店ではどのようなことを確認していますか? 今川さん 食品衛生法やHACCPに基づく適切な管理を推進し、安心・安全な食事と、楽しい食空間を作ることを第一に取り組んでいます。具体的には、法令・食品・清掃・客席・防虫防鼠などのチェックリストの項目に沿って確認し、お客様目線での清潔感(クレンリネス)も確認します。 筆者 直営店、FC加盟店ともに同じ基準で点検しているんですね。衛生指導についてはどのように伝えていますか? 今川さん 各業態、店舗ごとにあわせた衛生管理の相談に乗ったり、季節性の食中毒予防などタイムリーな指導を心掛けています。臨店に向かうと各店で独自に行っている取り組みを進んで教えてくださるので、そういった良い取り組みはGOODポイントとして挙げモチベーションの維持につとめています。 筆者 指摘事項だけを杓子定規に伝えるのではなく、お店の方に寄り添ったコミュニケーションをとることが重要なんですね。 今川さん 一店一店の臨店時間は限られているので、衛生管理やクレンリネスなどをしっかりと行うことがお客様の安心・安全な食事と、楽しい食空間の為になるという趣旨を伝えられるよう、これからも継続してコミュニケーションをしていきます。 まとめ いかがでしたでしょうか? イートアンドグループの外食事業の衛生管理は、日本全国のお店を臨店しており、安心・安全な食事と、楽しい食空間を作ることを第一に取り組んでいることをお伝えできれば幸いです。 次回は自社工場の衛生管理についてご紹介してまいります。

  • 2024年7月17日

プラントベースの進化形から日本の食の可能性を考えたニューヨーク

さらに円安、160円台!そんなニュースを聞いて「あぁ頑張れ祖国」と心でつぶやいた旅先。アメリカ視察団に先月末参加(山本が事務局長を務めるピザ協議会企画ツアー)しました。テレビではバイデン×トランプ討論会。まぁこれはどうなることやらと置いておき、気になる食の未来を探るべく、ニューヨークで開かれていたFANCY FOOD SHOW2024(第68回)会場を見て回ったのでした。 スーパーを視察しては、ピザ、冷凍食品、プラントベースの加工品などを買い求めて、キッチン付ホテルで試食。改めて日本の食品メーカーの底力、つまり、どんな食品を買い求めてもそこそこ美味しいし見栄えも良い、という実力を感じた次第です。 事実、JETRO・農水省による日本パビリオンは、ニコニコと試食する人々で賑わっていました。そして街では、ラーメン店に長蛇の列。日本居酒屋は、仕事帰りの現地住民で溢れていました。   ■会場の一角に存在感、プラントベースパビリオン 視察の目的の一つであったFANCY FOOD SHOWは、冬はサンフランシスコ、夏はニューヨークで開催されている”こだわり”商品を一堂に集める北米最大規模の展示商談会です。出展企業は今回、海外56カ国の出展も含めて2,523社、3日間で約2万9.000人のバイヤーが来場しました。 会場は2層で、上層は主に各国パビリオン、チーズ、菓子・スナックなどアメリカの巨大産業を象徴する展示、下層は米国内各州のパビリオンとビバレッジ・パビリオンに加えて、プラントベースフードのパビリオンが設置されていました。昨年視察したドイツのAnuga展でも、プラントベースフードは大きなトレンドであると同時に、たんぱく質の新供給源としてコオロギ(Crickets)への注目度の高さを目の当たりにしました。日本では、企業の熱量が若干下がったかと噂されているプラントベースフードや代替肉ですが、将来を見据えれば避けて通れない大トレンドであると実感しました。   ■美味しいプラントベースも誕生 FANCY FOOD SHOW会場での試食、さらに、スーパーで買い求めたプラントベースフードをいくつかと食べてみると、コロナ禍前に食べた時とは少し違って「これはいける、美味しいね」と思う商品もあったことが驚きでした。かつては、原料の大豆たんぱくの風味をマスキングして、かつ肉料理っぽさを出すために香辛料をたっぷり使っているイメージがありましたが、研究、改良は進んでいるようです。 とはいえ大半のものは、美味しさより理念が重要、と考える人々を対象に作られているんだなと思わせる製品。日本企業がプラントベースフードに着目してから数年で、驚くほど精巧な形状と味わいの製品を作り上げていることを思うと、わが国独特の飽くなきサービス精神をもっての食品開発魂は、きっと米国マーケットでも受け入れられるはず、と確信した次第です。   ■アメリカ市場を狙う日本企業 ラーメンが欧米で大人気。しかしまだまだ、現在の10倍は広がっていくだろうという話をアメリカや欧州に自社拠点を持って製品を送り出している西山製麺から聞いたばかりでのアメリカ訪問。街を歩いていると、自然とラーメン店に目がいったのですが、噂通り、昼間は入店待ちの行列で、夜も人足が絶えないという繁盛ぶりでした。 展示会場の日本パビリオンでは、38社が出展して、抹茶、ゆず、味噌、ごまドレなど人気のカテゴリーをはじめ、バイヤーが興味深く商品を見ていました。中でも『NIPPON KITCHEN』 のブランドで、魚料理や惣菜をはじめ日本の食文化をトータルに提案していくというPRをした亀井工業ホールディングス㈱(神奈川県茅ヶ崎市)のブースに注目しました。 同社は100数十年続く建築業をルーツに、「まち」づくりの観点から老健施設向け調理冷凍食品の提供サービス(グローバルキッチン)まで多角的な事業を手がけています。亀井信幸社長が自らブースに立ち、「日本食でアメリカ人を健康にする」と意気込みを語ってくれました。 確かに、高脂肪、糖度の高いアメリカンフードから和食に切替えるだけで、摂取カロリー、脂質も糖質も大幅にダウンしますから、アメリカには日本食全体をヘルシーフードと考える方が多くいると聞きます。 餃子を試食提供している企業もあり、話を聞くと、水産物輸出の拠点を生かして、「プラントベース餃子」の販売を開始したところ、さっそく高級スーパーに採用されたという㈱CHOKAI(東京都板橋区、佐藤雅弘代表取締役 写真㊤向かって右の方)でした。   ■K-FOODも人気集める さて、日本では韓国メニューの人気が続いているのですが、アメリカでもそんな傾向が垣間見られました。もしかして、全米ヒットチャートNo.1を獲得したBTSが貢献? FANCY FOOD SHOW会場で最も人気を集めて行列までできた商品も韓国フード。それは、らせん状にポテトをカットして串を刺して揚げたトルネードポテトでした。フライドポテトが発祥地の欧州から米国へ、さらにぐるっと世界を回り、クルクルした形になって韓国から里帰り、なのですね。ポテトの産地は中国で、細長いラセット種でした。 街の中でチーズがビヨーンと伸びるチーズドッグも発見。また、人気スーパー、TRADER JOE’Sでは、昨年から話題になっていると聞いた韓国産「冷凍キンパ」をゲットしました。韓国からのお米加工品はゼロ関税となっていて、価格優位性もあるようです。売場に品揃えしていないので、無いのですか?と聞いたところ、あるよ!とバックヤードから持ってきてくれました。調理方法は、袋の端をカットしてレンジ加熱、しばらくそのまま放置して温度が均一に馴染んできたら食べます。「無印良品」で人気のキンパと同様ですね。そこそこ美味しいかな、という感想でした。   ■居酒屋で冷凍食品のパワーを感じる ツアー中の夜、有志の食事会となり、どこに行くかという多数決で、和風居酒屋の圧倒的得票に驚きました。たまにはそんな経験もよいかとドアを開けたら、「いらっしゃいませ~」と言われて、新宿?新橋?と錯覚するほどのデジャブ感を味わいました。ということで、お店で見た居酒屋メニューの写真。 たこ焼に枝豆、ししゃも、煮魚、、、冷凍食品の“時空間超越パワー”をマンハッタンの真ん中で実感した、というのがオチでした。