羽根つき餃子、ぷるもち水餃子の大阪王将│5フリーで食卓へお届け

大豆ミート、植物性ミートとは?代替肉の基本を学びつつ、2023年冬の食品をご紹介

健康や環境等への関心の高まりから近年、注目されつつある植物由来の代替肉。大豆ミートや植物性ミートとして、スーパーなどでも見かけることが増えてきましたね。そこで今回は大豆ミート、植物性ミートに関する基礎的なところを調べてみました。

そもそも大豆ミート、植物性ミートって?

大豆から抽出した植物性たんぱくを束ねて筋繊維の構造に似せることで、かみごたえなどの食感を畜肉に近づけた食品のことを指すようです。

実は植物肉の開発は、100 年以上の歴史があるようで、最初はコーン・フレークの発明者として知られるアメリカのジョン・ハーベイ・ケロッグ(John Harvey Kellogg)は、小麦に含まれるグルテンと牛乳に含まれるカゼインから、畜肉に似た硬さと香りを持つとされる食品を製造する方法を考案し、1907 年に特許30を取得したことから始まっているそうです。

国⽴国会図書館 調査と情報 No. 1113(2020. 9. 15)「代替⾁の開発と今後の展開 」(https://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_11538934_po_1113.pdf?contentNo=1)より

大豆ミート、植物性ミートは健康的?ダイエットに良い?

低カロリー、低脂質

牛肩ロース肉は100g当たり318kcal、それに対し大豆ミート(100gの大豆ミートを湯戻し後(4倍)の計算値)は90kcal。脂質は牛肩ロース肉が26.4gなのに対し、大豆ミート0.75gと大変低カロリー、低脂質な食品であるようです!

参考: 「日本食品成分表2015年版(七訂)」

大豆ミート食品自体が100%ダイエットに最適かは食品による

大豆ミートそのものが低カロリー、低脂質であることは明らかになりました。一方で、比較相手の牛肩ロース肉はステーキやハンバーグなど、料理にしたときの美味しさが魅力的なように、大豆ミートも料理になった状態では同じレベルの美味しさを楽しみたいもの。そうなったときの栄養成分はどうなのでしょうか。

上段で紹介した国⽴国会図書館 調査と情報 No. 1113(2020. 9. 15)「代替⾁の開発と今後の展開 」(https://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_11538934_po_1113.pdf?contentNo=1)によれば、下図のように植物肉を使ったハンバーガーではカロリーや飽和脂肪は大差なく、違いはコレステロールやナトリウム。コレステロールはゼロですが、一概にダイエットに最適、とは言えず、最適かどうかは「どう食べるか」という料理との兼ね合いが大事なようですね。

食物繊維は大変豊富

大豆ミートには豊富な食物繊維が含まれており、血糖値の上昇を抑える水溶性食物繊維は玄米の約2倍の1.5g(100gの大豆ミートを湯戻し後(4倍)の計算値)、腸のぜん動運動を促す不溶性食物繊維も玄米の1.3倍の3.0g。食物繊維は腸内環境改善に貢献すると言われていることから、こうした意味では健康的と言えるかもしれませんね。

参考: 「日本食品成分表2015年版(七訂)」

大豆ミート、植物性ミートを使った食品は?

冷凍食品では「お肉を食べたい!」と思った時に思い浮かべる料理が冷凍食品などの形で出ているようです。

ニチレイフーズ 大豆ミートのからあげ

大豆ミートのからあげ

出典: https://www.nichireifoods.co.jp/product/detail/sho_id9986/

大豆ミートを数種類組み合わせることで、鶏肉らしい食感、旨味、ジューシー感を演出し、特製醤油だれでごはんとの相性を上げているとのこと。パッケージにもあるようにコレステロール95%オフ、大豆イソフラボン8.4mgを含むことも魅力ですね。

井村屋 2コ入 大豆ミートまん

出典: https://www.imuraya.co.jp/goods/nikuman/frozen/daizuman/

肉まんのおいしさはそのままに、豚肉を大豆ミートに置き換えたこちらの中華まん。「罪悪感がない」、「肉アレルギーでもおいしく食べられる」

といった声が出ているようです。自社の植物性由来のブイヨンを使っているとのことで、難易度高そうな肉汁のような味わいを演出できているようですね。

日清製粉ウェルナ Smart Table 超もちまぜ麺 大豆ミートの汁なし担々麺

Smart Table 超もちまぜ麺大豆ミートの汁なし担々麺

出典: https://www.nisshin-seifun-welna.com/index/products/4902110281460.html

担々麺に必須のひき肉の代わりに国産大豆の大豆ミートを使用した、こちらの担々麺。大豆の健康的な側面などは敢えて謳わず、「国産」を強く押し出し「ニッポンエール」のコンセプトに合わせているところに工夫を感じますね。

コンビニでも植物性ミートが登場!ファミリーマート からあげグランプリ金賞受賞店コラボ 地域限定からあげ丼 鶏唐&謎唐入り(謎唐とは主原料が植物由来の唐揚げです)

ファミリーマートが日本の各地でからあげグランプリ金賞受賞店とのコラボからあげ丼を1月17日から開始!鶏のからあげに加え、植物性ミートを「謎唐」としてどんぶりに仕立てあげています。

大豆ミートの餃子にも期待?!

いかがでしたか?今回は今回は大豆ミート、植物性ミートに関する基礎的なところを学ぶとともに。手軽に手に入る食品を紹介してまいりました。現在はラインナップにはありませんが、皆様からご要望があれば大阪王将の餃子にも大豆ミート、植物性ミートを使った餃子が開発されるかも?!今後も食に関するテクノロジーには期待ですね。