工場では、毎日餃子をはじめとした冷凍食品が作られています。
餃子の製造は大きく、原料から具や皮を作る仕込み工程と、それらを合わせて製品を作る成型工程に分けられます。
今回は仕込み工程で働く社員(仕込み3人衆)に密着して、インタビューしていこうと思います!
1日の流れ
皆さんは仕込み工程で働く社員さんですね。入社4年目と1年目だと伺いました。
今日はよろしくお願いします。まず、1日の流れに沿って、どんな仕事をしているか教えてもらえますか。
交代の社員が来たら引継ぎをして、その日製造した製品を検食して帰ります。
商品によって皮や具が違うので、一概に同じではないです。
具にスープを固めた煮凝りが入る商品なら煮凝りの製造が、エビが入る商品ならエビの下処理がそれぞれ必要になってきます。具材を入れる順番や練り時間も商品に合わせて多様です。
また、過不足があってはいけないので製造する数量を毎日調整しています。
注意点
アレルゲンに対する注意
アレルゲンには最大限の注意を払っています。例えば卵やえびなどは「特定原材料」に分類されるので、仕込み工程でほかの商品に混ざらないよう、作業者のエプロンの色を変えて作業をし、作業終了後に原料を混ぜるミキサーもエプロンも、念入りに洗浄しています。
多国籍コミュニケーション
確かに、日本語が母国語でない人達にルールを説明するのは大変そうですね。現場のルールを厳しく教えるだけではなく、普段からたくさんコミュニケーションを取ることが必要になりそうです。
商品出荷前の最終チェック
気温によって具の感触が変わることがあります。気温の高い夏は柔らかくなりやすいです。
検食で具が柔らかいことに気付くと、練り時間の調整などで品質が変わらないようにしています。
仕事への意気込み
外食店舗の餃子と冷凍餃子、水餃子、焼売、小籠包…そのそれぞれにもたくさんの種類があり、具材や練り方が違います。
パートさんや海外の実習生が間違うことなく作業できるよう、コミュニケーションはたくさん取るようにしています。キャベツやにんにく、えび、チーズなど、工場には数え切れないほどの原料や調味料がありますが、何がどこにあるか、僕たちが1番詳しいです!何でも聞いてください。
頼もしいですね!笑
具や皮があってこその餃子なので、これからもしっかり仕込み、お願いします!
最後に
今回は仕込みを担当している若手社員3人に話を聞くことができました。
みんな責任をもって、日々製品の変化に敏感に対応して仕事をしていました。
彼らが作った皮と具が、皆様に届く安心安全な餃子の元となっています!
次回インタビューは、皮と具から餃子を作り、冷凍するまでを担う社員たちに密着します♪