寒い季節にぴったりの栄養豊富な冬野菜、かぶ。和食のイメージが強い野菜ですので意外と使い道に困ることもありますよね。そこで今回は、かぶを使った簡単にできる焼き餃子のレシピをご紹介します。
まず押さえたい、かぶの基礎知識
かぶってどんな野菜?
かぶは、冬に旬を迎える根菜で、日本の冬の食卓に欠かせない野菜のひとつです。その特徴として、甘みがありながらも爽やかな風味があり、さっぱりとした食感が魅力です。
かぶにはどんな栄養があるの?
農畜産業振興機構のページに分かりやすい説明が掲載されていました。
根は淡色野菜でビタミンCやカリウムがやや多く、葉は緑黄色野菜で豊富な栄養成分を含みます。
皮膚や血管の老化を防ぐビタミンCや、皮膚や粘膜を健康に保つビタミンA、細胞の老化を防ぐビタミンEなど、多くのビタミン類を含みます。これらのビタミンはともに強い抗酸化力を持ち、有害な活性酸素から細胞を守る働きがあります。また、骨や歯を形成し、筋肉や神経の働きを調節するカルシウムなど、ミネラルも多く含みます。
出典: 農畜産業振興機構 今月の野菜「かぶ」(https://vegetable.alic.go.jp/yasaijoho/yasai/1204_yasai1.html)
冬野菜を超シンプルに餃子に!かぶを使った焼き餃子/水餃子のレシピ
今回の餃子、使用するのは大阪王将 手作り餃子の素。この素ににんにくなど、餃子に必要なベースは揃っていますので、使用する材料はかぶとひき肉、皮だけ、というなんともシンプルな構成になっています。
材料
- かぶ 4個(中サイズ)
- 鶏ひき肉 250g
- 大阪王将 手作り餃子の素
- 餃子の皮 30枚
- サラダ油 大さじ1
- (お好みで) ゆずの皮 少々
レシピ
- かぶの根、かぶの葉をみじん切りにする
- かぶの葉に軽く塩を振り、水気をよく絞る
- 鶏ひき肉をボウルにいれ、大阪王将 手作り餃子の素を加えてよく混ぜる
- 3のボウルにかぶの根、葉をいれ混ぜ合わせる
- 餃子の皮に4の具材を包み、形を整える
(焼き餃子の場合)
- フライパンにサラダ油を敷き、餃子を並べる
- 中火にかけて熱湯を加えて蓋をし、蒸し焼きにする
- 水分がなくなったら、焼き目がつくまで火にかける
(水餃子の場合)
- なべに湯を沸かし、餃子を約3分茹でる
料理のポイント
かぶの葉に軽く塩を振り、水気をよく絞る
かぶの葉はそのまま入れると若干のえぐみが出るので、塩をふって水分を出し、水気を絞ります。
お好みで細かく切ったゆずを入れるのも良し
この餃子は鶏肉とかぶを使ったややあっさりとした構成になっています。そこでゆずの皮をきざんで入れることで、ちょうどいいバランスで香りがたち、上品な味わいになります。ゆずを入れるアレンジの場合は水餃子として、茹でるのがオススメです!
焼き餃子/水餃子をお好みで使い分けて冬野菜を楽しんでください!
今回は寒い冬にぴったりのかぶを使った焼き餃子のレシピをご紹介しました。かぶの根の甘さに葉のシャキシャキ感がアクセントになり、ベースを鶏肉が支える組み合わせで、何個も食べたくなる餃子になっています。ご家庭で焼き餃子/水餃子をお好みで試してみてくださいね。