羽根つき餃子、ぷるもち水餃子の大阪王将│5フリーで食卓へお届け

製造工場の人が答える!冷凍餃子の質問あるある!その5!

お客様からいただくご質問について、ご好評につき第五弾をお答えしていきます。

前回からの続きですので、まだご覧になっていない方は第四弾もチェックしていただけますと幸いです。

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冷凍やけを防ぐための3つのポイント

そもそも冷凍やけとは・・・冷凍している食品が温度変化を受けた場合に、水分が失われてしまい、変色したりパサパサの食感になること

 

冷凍やけを防ぎ、品質を落とさないために、注意したいポイントが3つあります。

 

1.空気に触れさせない

空気に触れた状態で冷凍すると乾燥や、空気中に含まれる酸素によって酸化するので、品質が落ちてしまいます。冷凍するときは、ラップでしっかりと包むことが大切

ラップで包んだら保存袋に入れ、密閉すると品質が落ちづらくなります

冷凍食品で、例えば水餃子を買ったけど一度の調理で全部使わない時などは、残りをそのまま冷凍庫にしまわず、ラップ+チャック袋で空気を抜いて密閉しましょう。

 

2.冷凍庫内の温度上昇を防ぐ

業務用の冷凍庫ならば、常に-18℃以下の低温に保つことができますが、ご家庭の冷凍庫は容量が小さいので、少し開けるだけで庫内温度がすぐに上昇します。その結果、冷凍食品が溶けて冷凍やけを起こし、品質が悪くなってしまいます。

ですので、冷凍庫の開閉時間をなるべく少なくし、開けた際はすぐに閉めることが大切

また、温かい食品を冷凍庫に入れると、庫内温度が上がってしまうので、必ず冷ましてから入れましょう。

庫内に隙間があると、開けたときに暖かい空気が入ってきてしまうので、食品を詰めた状態で保管すると低温に保つことができます。冷気を閉じ込めるパッキンが劣化していないかも確認してみてください

 

3.長期保存を避け、早めに食べる

大阪王将の羽根つき餃子やぷるもち水餃子などは、急速冷凍して細菌の繁殖ができない-18℃以下の低温で冷凍すると、1年間保存が可能です。

しかし、あまりに長期間冷凍していると、上述の通り品質の劣化や冷凍やけを起こしてしまうので、お早めに食べることをお勧めします

 

 

餃子や水餃子が冷凍やけしてしまったら

 

冷凍やけした餃子や水餃子は、調理しても皮の一部が白く硬くなり、食感が気になる方も多いと思います。また、水餃子などをゆでて食べようとする時、白い部分を柔らかくなるまでゆで時間を長くすると、ドロドロになってしまうこともあります。

冷凍やけしたそれらを元の状態に復活させることはできないので、できれば上記の方法を用いて冷凍やけにならないようにしましょう。それでも、どうしてもなってしまうことももちろんあると思います。

そんな時のおすすめの調理方法を紹介します。

 

白い部分を切り取る

皮が合わさっている部分(ヒダや耳とも言います)の一部が白くなってしまった場合、それが小さければ調理用のハサミなどで切り取ってしまうのもひとつの手です。

凍っているうちに白い部分を切って、あとは包材に記載されている手順通りに調理してください。

凍っている餃子・水餃子は硬いので、怪我にご注意ください

 

鍋やスープの具材にする

餃子や水餃子の餡が入っている部分が白い場合や、白い部分が大きい場合は切り取ることができません。切り取ることで中の餡が出てきてしまい、うまみや栄養素が流れてしまうかもしれないからです。

おすすめの調理方法は、鍋やスープの具材にしてしまうこと

うまみや栄養素を逃さず摂取でき、味がよくしみこむので、おいしく食べることができます

 

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今回はここまで。

冷凍やけについて、少しでも皆様のお役に立てれば幸いです!