こんにちは。今回は前回の記事に引き続き、台湾で販売中の冷凍餃子についてご紹介です。
全聯福利中心で販売の新商品をご紹介
2023年に発売した焼き餃子と水餃子3品に加えて、2024年では日本で販売している羽根つき神焼き餃子の台湾バージョンと台湾でよく売られている鍋セットを新商品として販売しました。
並べいらずは台湾でも!
日本でも販売している並べいらずの羽根つき餃子ですが、この商品をみて台湾の担当者も便利さや目新しさに興味津々!台湾で製造して販売することになりました。こちらは日本感を全面に出せるよう、デザインも日本ベースで作成しました。台湾ではそもそも羽根つきの冷凍餃子はないので、どんなものができるかよく分かるように出来上がりの丸いシズル感の表現、調理の簡単さがすぐに分かる様になど少し工夫を加えました。試作中では、羽根が上手くできなかったりと苦戦したところもありましたが、最終的に満足の仕上がりに!現地でこの出来上がりをみて感動と安心したことを覚えています!台湾でもたれ付きで便利さおいしさそのままに台湾で販売することができました。
新カテゴリーの鍋セット
魚餃子、蛋餃子、QQ水餃子、蝦仁QQ包の4つの点心が入った鍋セットです。台湾では良く鍋をするということで、台湾のスーパーの冷凍コーナーでは、このような鍋セットが沢山販売されています。その中で今回は、大阪王将の特徴を生かしたアイテムを入れ込みながら商品を開発しました。前回紹介したQQぷるもち水餃子もこの商品に入っているので、馴染んだメニューでQQぷるもち水餃子の良さを知ってもらえたらと思っています。
特に年末から旧正月にかけては鍋セットの需要が固まる時期です。お正月ムードの台湾で手に取ってもらえるように、おめでたい雰囲気が出る赤と金をベースにしたパッケージデザインにしました。台湾の文化に寄せながらも背景に日本の伝統的な模様もつけて日本らしさも表現したことがポイントです。
本場の小籠包もリサーチ!
杭州小籠包
小籠包で有名な「杭州小籠包」へ行ってきました!現地の小籠包はさすがでした。薄皮に包まれたたっぷりの肉汁を楽しみました。味つけもシンプルでたくさん食べ飽きない味わいです。日本ではなかなか味わえないへちまとえびの小籠包をが印象的でした。飲み物やあてのようなものはセルフで取りに行くという、台湾らしい注文方法も、日本では味わえない空間でした。
鼎泰豐
日本にも何店舗か進出している鼎泰豐にも行ってきました。小籠包の皮のつや感に感動。さすが鼎泰豐です。この皮のきれいさ学んで帰りたい!と思いました。天津系だけではなく、炒飯もチェック。ここで台湾と日本の味付けの違いを感じました。日本では塩味を効かせたり、醤油でアクセントをつけて作るので塩味がたっていますが、台湾の炒飯は油で味付けするイメージでシンプルな味わいが印象的でした。
甘妹弄堂
スーパー視察中の道中にオシャレなお店を発見。小籠包もおいしそうだったので、立ち寄ってみました。店内もオシャレでワクワク。席から調理場も見れ、女性が一人でも入りやすい店舗でした。羽根つき小籠包とへちまとえびの小籠包も注文。見た目が素敵だと思い注文した羽根つき小籠包は、夕飯のメインで出てきても嬉しいボリューム感で期待以上においしい小籠包でした。1粒のサイズも大きめで、お肉感も十分に楽しめるちょっとこってりめの小籠包です。へちまとえびの小籠包はこんな感じの中身であっさりして永遠に食べられるのでは?と思うヘルシー感でした。日本でも食べたい!
こんな感じで現地の点心や炒飯も勉強しながら次のアイディアを考えて、今回の台湾訪問は終了。次の商品も楽しみにしていてください。
まだまだこれから!
前編と後編に分けてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。一昨年から始まった販売なのでまだまだですが、もっと知って、使ってもらって日本の冷凍技術やアイディアのすごさを感じてもらえるように広げていきたいと思います!これからの動きも楽しみにしていてください!