羽根つき餃子、ぷるもち水餃子の大阪王将│5フリーで食卓へお届け

特注の中華鍋で仕込む、大阪王将自家製調味料のヒミツに迫る

半年に一度、新商品が出たり定番商品のリニューアルが行われる大阪王将の冷凍食品ですが、
最近特製の調味料が使われているようです。
そんな特製調味料のヒミツに迫るべく、開発担当の久保田さんにインタビューをしてみました。

以前久保田さんにインタビューした小籠包の記事はこちら↓

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「大阪王将特製 香りとコクの隠し味」とは…?

 

ゆきを

最近製品に使用する原料によりこだわっていると耳に挟みました。

久保田さん

羽根つき餃子等に使用している「自家製焦がしみそ」のことですね。パッケージの左下、緑のマークで「大阪王将特製 香りとコクの隠し味」とありますが、これのことです。
羽根つき餃子の他にもぷるもち水餃子やタレ付き肉焼売、豚まんなどにも使用しています。

ゆきを

「大阪王将特製」というと、他社では使用しない原料ということでしょうか。

久保田さん
その通りです。自社工場でイチから仕込んでいます。

自家製焦がしみその作り方

ゆきを

どうして市販の味噌ではなく、わざわざ特製みそを自社工場で仕込んで使用しようと思ったのでしょうか?

久保田さん

特徴のある香りを出したい!と思ったのがきっかけです。
大阪王将では、素材の持つ本来の美味しさを大切にするため5F(※)での商品開発に取り組んでいますが、この5Fの条件を満たしつつも、本格的な味を再現するために自社で仕込むことにしました。

※5F…5つの添加物(甘味料・香料・調味料・着色料・発色剤)フリー

ゆきを
こだわりが詰まってるんですね~。
作り方を教えてください!
久保田さん

①特注の中華鍋でラード・味噌・練りごまを加えて炒めて香ばしさを出す

②炒めた味噌にほかの原材料を混ぜ合わせる

③さらに炒めて特製焦がし味噌の完成です。

←特注の中華鍋で味噌を炒める様子

他にもあります!自家製調味料

ゆきを

焦がし味噌の他にも大阪王将特製の調味料があるそうですね!

久保田さん
はい、ねぎ油とにんにく油の2種類、油を仕込んでいます。
ゆきを
油を2種類も!こだわっていますね。
普通のサラダ油とどう違うんでしょうか?
久保田さん

ねぎ油は高温の直火で炒めて葱の香りを油に抽出、にんにく油はパスタやアヒージョのように、低温でじっくりにんにくの香りを油に抽出しています。
どちらも香り高い香味油に仕上がっています。

ゆきを
それぞれどの商品で楽しむことができますか?
久保田さん

ねぎ油は小籠包に配合されています。
ねぎ油は元々、「小籠包に入れたら合うのでは?」というヒントから、自社で仕込むことにした経緯があります。思惑通り、しっかりマッチして小籠包の味わいを引き出してくれています。

にんにく油は新しく秋冬用にリニューアルしたスタミナ肉餃子に新規で配合されています。
リニューアル前のスタミナ肉餃子は先味のインパクトが強かったのですが、最後までしっかりにんにくの風味を効かせるためににんにく油を追加することにしました。

ちなみに新商品「肉ニラ玉あんかけ炒飯」にはねぎ油とにんにく油、両方入っていますよ。

 

今後の展望

ゆきを
今後も自家製の調味料は増えていくんでしょうか?
久保田さん
自社工場で調味料を仕込み、商品に使用するというのは大阪王将ならではだと思います。
これからも他社にはできない付加価値を作っていきたいです。
いかがでしたか?
大阪王将の商品の魅力が少しでも伝わっていればいいなと思います!
ぜひ手にとって特製調味料のこだわりを感じてみてください♪