羽根つき餃子、ぷるもち水餃子の大阪王将│5フリーで食卓へお届け
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イートアンドの仕事

  • 2024年10月17日

FROZEN FOODS LAB 開店!

この夏、大阪王将の関東第一工場に福利厚生として、約50種類の冷凍食品を用意したフローズンレストラン 「FROZEN FOODS LAB」が開店しました! ある冷凍食品イベントを参考にした、ワクワクする全く新しい取り組みですので、 レストランの立ち上げを行った商品企画開発部の村田さんにお話を伺いました。 立ち上げに際して参考にしたイベント、チン!するレストランの記事はこちら↓ なぜフローズンレストランを?企画のきっかけ ゆきを そもそもこのレストランを開設した目的は何でしょうか? 冷凍食品のみを用意したレストランというのはなにか狙いがあるのでしょうか。 村田さん 一番は食品メーカーの福利厚生として、従業員の皆さんのための食事の場を設けたいという思いからですね。 お値段にも気持ちを込めて提供しています。 また、冷凍食品を開発するメーカーとして、それだけで完結するレストランを作りたいと考えたこともラインナップを冷凍食品のみにした理由の一つです。 あとは試作中のサンプルも無償で置かせてもらい、感想などを聞いて更なる開発に活かしていきたいという思いもあります。 ゆきを なるほど。 冷凍食品のみで、こんなに素敵なレストランが作れるんだぞ!というメーカーの誇りが伝わります。 このレストランは何をコンセプトに設計されているんですか? パッと見、木のぬくもりが感じられる暖かなレストランだなと感じました。 村田さん そうですね。 従業員の皆さんがリラックスできるように、居心地の良い空間を作るということを意識しました。 また、関東工場は現在文野会長指揮のもと、さらにサステナブルな工場に、というコンセプトで 全体的にオシャレにアップグレードされているので、その雰囲気ともマッチするようなデザインになっています。 様々な商品が揃う!豊富なラインナップ ゆきを ラインナップも多岐にわたるんですね。 ワンプレートもの・麺・点心・米飯・軽食に加えて開発中のサンプルなど…。 調理器具も電子レンジ・鍋・フライパンが完備されていると聞きました。 この冷凍食品たちはどういう基準で選んだんでしょうか。 村田さん 中華にこだわらず、全ジャンルを楽しんでもらえるよう、色々揃える意識をしました。 カテゴリーに関しても、ガッツリ食べられるご飯ものからちょっとつまめる唐揚げ・中華ポテトまで何でもあります! また、従業員は実習生の占める割合が高く、食文化の観点から豚肉不使用の商品も取り揃えました。 ゆきを 誰もが楽しめる空間になっているようですね! また、レンジもたくさん種類があるとか。 村田さん はい。これは開発に活かしたいという目的も大きいのですが、 レンジの種類によって商品の温まり方にムラが出たりもするので、色んなメーカーや価格帯のものを集めて置いています。 実は高級なものほどボタンの数が多く使いこなせないという理由で、シンプルな中価格帯のレンジが一番使われています(笑)   ゆきを 私も温め機能さえ使用できれば十分です。(笑) これだけ取り揃えられた商品ですが、入れ替えなどは検討されているんでしょうか? 村田さん 売れ行きなどを見て、半年に一度ほど入れ替えていきたいと思っています! 【FROZEN FOODS LAB】の楽しみ方 ゆきを FROZEN FOODS LABの楽しみ方を教えてください。 村田さん スーパーで購入する場合などと変わらず、とてもシンプルです。 ①商品を選ぶ ②買う ③調理して食べる ④レシートに記載のQRコードからアンケートを記入 アンケートではどの商品を選んだか、選んだ理由、食べてみた感想や改善点などを各言語で答えられます。 開発に活かしたいため、ぜひアンケートにご協力いただきたいですね。 ゆきを アンケートの内容は、今後の開発にどう活かされるのでしょうか。 村田さん 現在はまだ情報の蓄積中ですが、今後どのような市場でどういう新商品が受け入れられるのか 大衆の意見が聞けるのはとても楽しみだと思っています。 ゆきを まだオープンして間もないとは思いますが、使ってみて従業員の皆さんからの声など届いていますか? 村田さん とても高評価で嬉しい限りです! お手頃価格となっているので、普段買わないような商品も試しやすいという声や、 24時間使用が可能なので夜勤帯の方からも好評をいただいています。   ゆきを 24時間使えるんですね!夜勤中に小腹がすいた時、簡単にレンジしてつまめるのはとてもいいです…。 1番人気商品など聞いてもいいですか? 村田さん 今のところ断トツでマルハニチロさんのWILD Dishという商品ですね。 その後各種トレー品が続き、当社商品の中華ポテトも人気です。 ガッツリご飯からお手軽おやつまで揃えた甲斐がありました。 ↑2番人気の中華ポテトです♪ デザイン性あり、配慮ありのレストラン! 実際に行ってみると、オシャレな空間となっていたのはもちろん、 多国籍の従業員を抱える工場らしく、使用するのにとても分かりやすい構造になっていたのが印象的でした。 日本語に不自由でも、誰でもスムーズに利用ができるように 説明文は少なく、シンプルなイラストで表現されていました。 その甲斐あってか、外国人実習生たちにとっても憩いの場となっているようです。   多くの人に愛されるレストランになる予感です♪

  • 2024年6月13日

実習生・特定技能生の受け入れを担当する生産管理の仕事内容とは!

工場で働く部署へのインタビュー第三弾として、今回は生産管理のお二人に話を聞いてみようと思います! (インドネシア出身・ベトナム出身のお二人です) 過去のインタビュー記事はこちら↓ 製造している全商品の在庫を把握し、製造計画を練り、工場内イベントの主催もするなど業務内容が多岐にわたる生産管理。 どんな話が聞けるでしょうか… 仕事内容 ゆきを お二人が普段どのような仕事をしているか、教えてもらえますか。 ニニンさん・ リンさん 生産管理全体で言うとたくさんの仕事がありますが、私たちは主に海外から日本に来て活躍する実習生・特定技能生の受け入れと教育をしています。 ゆきを 【受け入れと教育】とは具体的にどういうことをしているんでしょうか。 ニニンさん・ リンさん 実習生が工場に就業したら、まずガス・水道を含めたアパートの手配や、在留カードなど必要書類の手続き・管理をします。 来たばかりで日本語に慣れていない人も多いので、母国語で注意事項を伝えたり、日本語の練習を一緒にしたりします。これは工場に初めて出勤した日に行うオリエンテーションの様子です。 ゆきを みんな真剣に聞いてくれているようですね。 異国で何もわからない状況の中、母国語でのサポートがあると不安もいくらか和らぎそうです。 実習生に特に伝えたいこと ゆきを 実習生に生産現場のことを教育する中で、特に気を付けて伝えていることなどありますか? ニニンさん・ リンさん 現場も含め、工場内には安心安全を守るための様々なルールがありますが、そのルールの真意をしっかり伝えることを心掛けています。特に餃子や水餃子を成型する機械は大きく力も強いので、扱い方を間違えると怪我をする危険があります。実習生がより理解を深めて作業にあたり、安全に仕事ができるよう、工場内に多数ある掲示物の翻訳もしています。 ゆきを 確かに、ルールを伝えても、そのルールが何のためにあるのかを理解しなければなかなか守るのは難しいですよね。 希望を持って日本に働きに来てくれていますし、安全な環境で活躍してほしいですね。 イートアンドフーズで働く実習生の様子 ゆきを 実習生はどの国から来る人が多いんですか? ニニンさん・ リンさん ベトナムから来る方が一番多く、あとはインドネシア、フィリピン、ミャンマーなどで総勢200人弱います。まだまだ増える予定です。 ゆきを みんな日本に来て、元気に働いているんでしょうか。 ニニンさん・ リンさん この会社を気に入って長く働く人も多く、1番長い人で6年います。でも来たばかりのころはやはり慣れないので、言葉の壁を感じたり、仕事がしんどいと相談されることが多いです。面談を実施したうえで、彼らの上司にあたる役職者との間に入り、問題解決を図ったり、現場での配置転換をお願いしたりします。 ゆきを 慣れない日本語ばかりの仕事の中で、母国語で相談できる親身になってくれる人がいるというのは心強いでしょうね。ニニンさん・リンさんのお話を聞いて、実習生の皆さんが当社で長期間、元気に働ける理由がわかりました! 最後に どうしても言葉の壁があり、働きづらくなることも容易に想像できる技能実習生たち。 実習生採用担当の人事の方も、わからないことがあったらすぐに相談すること、ルールを守ること(アジア各国よりも日本のルールは厳しいようです)の2点を口すっぱく指導しているとおっしゃっていました。 ちなみにリンさんのこれからの目標は、普段の生活も含めて実習生がさらに過ごしやすい環境を作っていくことだそうです。母のようですね…。 私は生産現場で、笑顔で挨拶してくれたり周りとコミュニケーションを取りながらキビキビと働いている実習生をよく見ますが、その背景には彼らを精神的に支える生産管理の方々の努力がありました! これからも技能実習生を、ひいては大阪王将を支えていってもらえることを期待しています♪

  • 2023年9月28日

仕込み工程とは?皮や具を作る人たちの1日を覗いてみた

工場では、毎日餃子をはじめとした冷凍食品が作られています。 餃子の製造は大きく、原料から具や皮を作る仕込み工程と、それらを合わせて製品を作る成型工程に分けられます。 今回は仕込み工程で働く社員(仕込み3人衆)に密着して、インタビューしていこうと思います! 1日の流れ ゆきを 皆さんは仕込み工程で働く社員さんですね。入社4年目と1年目だと伺いました。 今日はよろしくお願いします。まず、1日の流れに沿って、どんな仕事をしているか教えてもらえますか。 仕込み3人衆 出勤してメールチェックして現場に降り、夜勤からの引継ぎをしてその日の作業の流れをパートさんに説明します。パートさんが円滑に休憩に入れるように作業に入りながら、その他掃除や修理が必要な箇所に対応しています。 交代の社員が来たら引継ぎをして、その日製造した製品を検食して帰ります。 ゆきを 毎日その流れなんですか? 仕込み3人衆 商品によって皮や具が違うので、一概に同じではないです。 具にスープを固めた煮凝りが入る商品なら煮凝りの製造が、エビが入る商品ならエビの下処理がそれぞれ必要になってきます。具材を入れる順番や練り時間も商品に合わせて多様です。 また、過不足があってはいけないので製造する数量を毎日調整しています。 ゆきを 確かに数量が足りなければ、製造が止まってしまいますもんね! 注意点 アレルゲンに対する注意 ゆきを 数量の調整の他に、気を付けている点などありますか? 仕込み3人衆 アレルゲンには最大限の注意を払っています。例えば卵やえびなどは「特定原材料」に分類されるので、仕込み工程でほかの商品に混ざらないよう、作業者のエプロンの色を変えて作業をし、作業終了後に原料を混ぜるミキサーもエプロンも、念入りに洗浄しています。 ゆきを アレルゲンが混ざってしまうことの危険性は、朝礼などパートさんを集めてよく話されてますよね。 アレルゲン関連含め、現場の掲示物は簡潔でわかりやすいのが印象的です。 多国籍コミュニケーション 仕込み3人衆 そうなんです。現場には社員だけではなく、パートさんや海外の実習生などもいるので、そういった人たちにこれらのルールを浸透させるなどの教育も大事な仕事です。 ゆきを 確かに、日本語が母国語でない人達にルールを説明するのは大変そうですね。現場のルールを厳しく教えるだけではなく、普段からたくさんコミュニケーションを取ることが必要になりそうです。 商品出荷前の最終チェック ゆきを いつもキッチンで餃子や麺を試食していますが、何のためにしているんですか。 仕込み3人衆 検食です。その日作った製品を上長にも食べてもらい、出荷前の最終チェックをしています。工場で製造する冷凍食品の皮や具だけではなく、外食店舗に配送する皮や具も作っていますので、それらは店舗で提供するように自分たちで巻いて(手で作って)確認しています。巻いている途中で、小さな異変に気付くこともあります。 ゆきを 例えばどんなことに気づくんですか。 仕込み3人衆 気温によって具の感触が変わることがあります。気温の高い夏は柔らかくなりやすいです。 検食で具が柔らかいことに気付くと、練り時間の調整などで品質が変わらないようにしています。 ゆきを 毎日製造して、食べて確認しているからこその気づきですね。 仕事への意気込み ゆきを 最後に、仕事をするうえで心がけている点や意気込みなど聞かせてください。 仕込み3人衆 外食店舗の餃子と冷凍餃子、水餃子、焼売、小籠包…そのそれぞれにもたくさんの種類があり、具材や練り方が違います。 パートさんや海外の実習生が間違うことなく作業できるよう、コミュニケーションはたくさん取るようにしています。キャベツやにんにく、えび、チーズなど、工場には数え切れないほどの原料や調味料がありますが、何がどこにあるか、僕たちが1番詳しいです!何でも聞いてください。 ゆきを 頼もしいですね!笑 具や皮があってこその餃子なので、これからもしっかり仕込み、お願いします! 最後に 今回は仕込みを担当している若手社員3人に話を聞くことができました。 みんな責任をもって、日々製品の変化に敏感に対応して仕事をしていました。 彼らが作った皮と具が、皆様に届く安心安全な餃子の元となっています! 次回インタビューは、皮と具から餃子を作り、冷凍するまでを担う社員たちに密着します♪

  • 2023年9月14日

工務に密着~工場を支える陰の立役者~

&tableで度々登場する開発者インタビュー。 大阪王将の強みの一つといえば、自社工場を5つ構えていることが挙げられます。 確かに新商品を企画し創るのは開発部ですが、自慢の工場ではほかにも様々な役割の部署が活躍しています。 そんな各部署インタビューの第一弾として、今回は工務グループの方達にお話を聞いてみました! 工務グループとは? ゆきを 今日は工務の仕事について色々とお伺いしたいと思います。 工務グループは1人から始まり、どんどん人数が充実してきているとお聞きしました。 工務さん 当社の工場は関西工場(1996年竣工)から始まり、今では関東第三工場まで増設しました。 それに伴って工務の人数も増えています。 増えた人数で効率的に現場の対応をするため、出勤時間をずらし、 現場と同じ24時間体制で業務にあたっています。 ゆきを それは頼もしいですね。 私も現場で働いていたころ、工場内に工務の方がいらっしゃるかどうかで大きく心持ちが違ったことを覚えています。(私は生産部として3年働いたのち、昨年から開発部へ異動となりました。) 役割① 現場のトラブル対応 ゆきを 現場での対応をされているとおっしゃってましたが、具体的にはどんなことをされているんですか? 工務さん 最近、工場の増設に伴って新規の設備や機械が続々と投入されています。 電気系統や高度な技術が必要なトラブルなど、生産部からヘルプが飛ぶことがありますので、 その場合に駆けつけています。 ゆきを さすが、機械のプロですね。実は、開発部のラボで機械トラブルが起きたときも、工務の方々に助けていただくことがあります。 いつも鮮やかに修理していただき、助かっております。確かに電気が通る配線関係などは怪我のリスクもありますもんね。 工務さん そうですね…。専門の技術が必要な場合もあるので、毎日触っている機械が、「いつもと違う!」と感じたら、ためらわず呼んでいただければと思います。 役割② 長期的に見た、工場の発展のための設備改善 ゆきを 現場の対応の他には、どのようなことをなさっているんですか? Name 長期的に見た、工場の発展のために色々と設備改善を行っています。 ゆきを 日々発生するトラブルの対応とは違い、機械そのものの性能を進化させるなど大きな設備改善ということですね? 最近の改善例など教えていただけないでしょうか。 工務さん 例えば、焼売を製造する機械で製品の下にトレーをセットする動きがスムーズに行くように新たな設備をプラスしたことがあります。 現場はトレーの動きが悪いことにより焼売の成型不良が多発して困っていたので、この設備改善によって製造数を安定的に増やすことができたと喜んでもらえました。 ゆきを 言われてみれば、現場を覗くたびに何かしら新しい設備が追加されているような気がします。 すべて現場の声に応えてのものなんですね。 日々の業務にあたっての意気込み ゆきを 最後に、日々の業務にあたっての意気込みなどあれば、是非お願いします。 工務さん 現場が使いやすく、現場に喜んでもらえるように、というのが一番の想いですね。私たちが機械や設備の改善を行うことで、生産性や歩留まりが上がった(仕事がしやすくなった)という声をもらえることがモチベーションに繋がります。 目立つ部署ではないですが、日々縁の下の力持ちとして、設備メンテナンス・トラブル対応頑張って参ります! ゆきを 工場が大きなトラブルなく稼働し、より良い製品をたくさん製造するために、工務のみなさんは必要不可欠な存在です。お客様がご自宅でお召し上がりいただく餃子の安全を、陰ながら守ってくれているんですね。 これからも、よろしくお願いします! 最後に 開発部が創った商品を、生産部が作る。 この『つくる』の根本を支えるのが、工務の仕事なんですね。 今後、工場見学が再開した際には、現場で奔走する工務の方たちを見つけることができるかもしれませんよ…。 今日も信頼できる工務メンバーの仕事で安心安全に作った餃子を皆様にお届けしています!