- 2025年11月7日
大阪王将の外食店舗 安心安全のための取組 ~外食事業の衛生管理篇~
今回から大阪王将の衛生管理についてご紹介させていただきます。 イートアンドグループの事業 まずは前提として、大阪王将を運営するイートアンドの事業についてご紹介いたします。 冷凍食品事業 羽根つき餃子など、冷凍食品の製造販売は(株)イートアンドフーズが運営しています。 全国3か所にある自社工場はここに所属しており、衛生管理(品質管理)を担当する部署もここに属しています。 外食事業 外食の大阪王将は、(株)大阪王将が運営しています。 また、 ・カフェベーカリーのアールベイカーを運営する(株)アールベイカー ・横浜一品香や太陽のトマト麵などのラーメン事業を運営する(株)一品香 ・くまちゃん温泉やSAPPORO餃子製造所、海外事業を運営する(株)イートアンドインターナショナル がございます。 会社名は違いますが、すべてイートアンドグループの仲間です。 (株式会社イートアンドホールディングス イートアンドグループについて https://www.eat-and.jp/company/group/ 、 イートアンドグループ会社一覧 https://www.eat-and.jp/grouplist/ より) 外食事業の衛生管理 今回は、外食事業の衛生管理についてご紹介いたします。 筆者は自社工場の品質管理を担当していますが外食については知らなかったので、外食品管に携わる品質保証部の今川さんにお話しを伺いました。 筆者 イートアンドの外食事業の中で臨店対象となるのは? ※臨店:実際に各店舗を訪れ、店舗の状況を確認しアドバイスを行うこと 今川さん 日本全国の外食事業直営店、FC加盟店が対象で、300店舗以上を臨店しています(2025年2月現在)。大阪王将はもちろん、ラーメン事業、アールベイカーやくまちゃん温泉など、すべてのイートアンドグループの店舗様へ実際に足を運んで確認しております。 筆者 いつも全国各地を飛び回っているのはそのためなんですね・・・!臨店ではどのようなことを確認していますか? 今川さん 食品衛生法やHACCPに基づく適切な管理を推進し、安心・安全な食事と、楽しい食空間を作ることを第一に取り組んでいます。具体的には、法令・食品・清掃・客席・防虫防鼠などのチェックリストの項目に沿って確認し、お客様目線での清潔感(クレンリネス)も確認します。 筆者 直営店、FC加盟店ともに同じ基準で点検しているんですね。衛生指導についてはどのように伝えていますか? 今川さん 各業態、店舗ごとにあわせた衛生管理の相談に乗ったり、季節性の食中毒予防などタイムリーな指導を心掛けています。臨店に向かうと各店で独自に行っている取り組みを進んで教えてくださるので、そういった良い取り組みはGOODポイントとして挙げモチベーションの維持につとめています。 筆者 指摘事項だけを杓子定規に伝えるのではなく、お店の方に寄り添ったコミュニケーションをとることが重要なんですね。 今川さん 一店一店の臨店時間は限られているので、衛生管理やクレンリネスなどをしっかりと行うことがお客様の安心・安全な食事と、楽しい食空間の為になるという趣旨を伝えられるよう、これからも継続してコミュニケーションをしていきます。 まとめ いかがでしたでしょうか? イートアンドグループの外食事業の衛生管理は、日本全国のお店を臨店しており、安心・安全な食事と、楽しい食空間を作ることを第一に取り組んでいることをお伝えできれば幸いです。 次回は自社工場の衛生管理についてご紹介してまいります。

