中華料理のお店に入ると頼みたくなる、お肉を使った炒め物。家庭で作ろうとすると肉のカットに工夫が必要だったり、衣をつけて揚げる必要があったりと実はちょっとハードルが高くて、肉野菜炒めに落ち着きがちだったりしてしまいがちなこともあるのではないでしょうか。そこで今回はそんな下処理を冷凍から揚げを使うことでクリアして、中華料理の炒め物の定番「鶏肉のカシューナッツ炒め」をご紹介したいと思います。
冷凍から揚げで野菜もたっぷり摂れるアレンジおかずレシピ「鶏肉のカシューナッツ炒め」
材料(2人前)
- 冷凍から揚げ 4個
- カシューナッツ 30g
- たまねぎ 1/2個
- パプリカ 1/2個
- ピーマン 2個
- にんにく 1片
- しょうが 10g
(合わせ調味料)
- 砂糖 小さじ2
- サラダ油 大さじ1
- 鶏がらスープ顆粒 少々
- 酒 大さじ1
- オイスターソース 大さじ1
- 塩 少々
- 水 40ml
レシピ
- カシューナッツをサラダ油(大さじ1の半量)を温めたフライパンで中火で炒める
- 1を取り出し、残りのサラダ油を温め、みじん切りにしたにんにく、しょうがを入れて中火で炒める
- 2の香りが立ったら、粗みじん切りにしたたまねぎを加え中火で炒める
- たまねぎが透き通ったら粗みじん切りにしたパプリカ、ピーマンを加え、全体に塩少々をし更に中火で炒める
- 電子レンジで加熱した冷凍から揚げを4等分に切り、加え中火で炒める
- 事前に混ぜ合わせておいた合わせ調味料を加え、中火で水分がなくなるまで全体に混ぜ合わせる。
料理のポイント
カシューナッツを先に炒める
カシューナッツはそのままでも美味しいですが、先に油で乾煎りすることで香ばしさが増幅するとともに、ナッツの中にある水分が飛んでカリッとした食感が生まれます。
冷凍から揚げを小さく切る
冷凍から揚げはそのままで食べるとおかずにぴったりのサイズ感、味付けとなっていますが、ここでは炒め物にするため小さく切ってからフライパンに加えます。カシューナッツのサイズよりちょっと大きいくらいのサイズ感になると他の具材との調和が取れ、同じくらいのサイズなので口に入れやすくも食感には野菜、ナッツ、鶏肉のコントラストが生まれます。
使ったのは大阪王将 スタミナから揚げBIG
このレシピは大阪王将 スタミナから揚げBIGを使用することを想定して紹介しています。しっかりとにんにくが効いているため、合わせ調味料の塩分は少なめでも全体で調和が取れたバランスになっています。
「鶏肉のカシューナッツ炒め」ってどんな料理?
中華料理の炒め物の定番のひとつとも思えるこの料理、実はルーツは中国ではなくアメリカ発祥という話があるそう。アメリカ合衆国ではカシューチキン(Cashew Chicken)と呼ばれているそうです。
冷凍から揚げを食材のひとつとして考えると発想が広がるかも?
今回は冷凍から揚げを使った「鶏肉のカシューナッツ炒め」のレシピを紹介して参りました。一般的なレシピでは生の鶏肉を小さく切って下味を付け、片栗粉でコーティングするというものをよく見かけるのですが、冷凍から揚げを使うことでこうした工程を省略することができます。下処理に抵抗感があるお肉を使った炒め物でも、こうした発想でハードルが下がるかもしれませんね。ぜひご家庭でもお試しくださいませ!