注目のクラフトビール!餃子と食べたいIPA(インディア・ペールエール)6選

4月に入り、あっという間に桜も開花して春めいてきましたね。そろそろビールの美味しい季節がやってきた気がします。そこで今回は最近スーパーなどでもよく見るようになったクラフトビールのうち、そのうちのひとつのカテゴリ「IPA」に着目して紹介をしてみたいと思います!

そもそも「IPA」って何?

正式名称を「India Pale Ale(インディア・ペールエール)」といいます。ビールの主な原材料は麦芽とホップなのですが、IPAはこのホップを大量に使用してつくられます。

知人のビール博士曰く

ホップには殺菌作用があるので、低アルコール濃度のビールという醸造酒も腐らずに飲めます。このため、昔からホップが使われてきました。大航海時代にイギリス人がインドに行く船にビールを積んで行く際、途中で腐ってしまうのを防ぐ目的で大量のホップを入れた、というのがIPAの起源です。

だそうです。名前の由来が「なるほど!」ですね。ホップの香りが強く苦味が強いのも頷けます。

注目のクラフトビール!餃子と食べたいIPA(インディア・ペールエール)6選

Kona Brewing – ゴールドクリフIPA

1994年、ハワイ島カイルアコナで誕生したKONAビールのパイナップルを使ったクラフトビール。パイナップル感はくどくなく、鼻にすっと抜ける香りで気分はすっかりハワイ♪となれるビールです。

公式サイトではKONAビールの楽しみ方としてビアカクテルのレシピも紹介されていて、嬉しいです。

もっとコナビールを楽しもう!マウイワインとコナビールの楽しみ方 | KONA BEER JAPAN SHOP(コナビールジャパン公式ショップ) powered by BASE

Aloha!日頃より、当SHOPをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。KONA BEER JAPAN SHOPです…

エチゴビール – フライングIPA

1994年の酒税法改正後に、最初にできたクラフトビールという新潟のエチゴビール。

しっかりとした苦味がありながらも爽やかな香りもあいり、バランス良い仕上がりです。パンチ力を感じる缶のデザインが気分を盛り上げますね。

 

Far Yeast – 東京IPA

東京は五反田にBar併設の醸造所、そして山梨に蒸留所のあるFar Yeast Breweryの東京IPA。柑橘系の香りがあり、エールらしい苦味がありながらも、まろやかで飲みやすいクラフトビールです。

シティ感のある表面、そして英字新聞のようなデザインの裏側のデザインも素敵です。

J-CRAFT HOPPING – ジューシーIPA

三菱食品株式会社のオリジナルビールブランド「J-CRAFT」の「今日をリセット、明日にホップ」を掲げるHOPPINのシリーズのIPA。コンセプトを体現した缶のデザインは元気さに溢れていますね。同シリーズのもう一つのIPA「J-CRAFT HOPPING ガツんとIPA」にも注目したいところ。こちらはJapan Great Beer Awards 2021 銅賞受賞を果たしています。

まろやか、かつ柑橘感がしっかりしつつもIPA独特の苦味もしっかり感じる味わいです。

ROBOT PANDA HAZY IPA / ロボットパンダ ヘイジーIPA

アメリカ合衆国 オレゴン州ポートランドに設立されたブルワリーHOPWORKS URBAN BREWERY(HUB)のIPA。

We create exceptional beer and food with sustainable business practices that protect our planet and support our community.

出典: https://www.hopworksbeer.com/about

というコンセプトを体現するように、醸造所の設備や、容器などでリサイクル素材を使用し、全ての工程で地球を守るための努力をするという決意を感じますね。

缶のデザインの尖り方がすごく、このロボットパンダは印象に残りますね。そんなデザインの尖り方とは違い、味は飲みやすいバランスの良いクラフトビールになっています。

EX NOVO Brewing / エクス・ノヴォ – ELIOT IPA

アメリカ合衆国 こちらはオレゴン州ポートランドにある、なんと非営利のブルワリー。公式サイトの

Our mission has always been to donate 100% of net profits to organizations building a better world. 

出典: http://www.exnovobrew.com/about

というミッション表記には驚きました。

このELIOT IPAは柑橘系の香りが豊かで、苦味も感じることのできるバランスになっています。

「IPA」と一口に言っても全然違う!

いかがでしたか?今回紹介のクラフトビールはIPAという括りはありつつも、缶のデザインやブランドコンセプトなど、それぞれが違う個性を発揮しているのが分かりました。味だけでなくこうした違いも一緒に比較をすると、楽しみが増しますね。

今回はIPAに大阪王将 羽根つき餃子を合わせてみたのですが、羽根のパリパリ感やたれが相性抜群でした。ビールを邪魔しすぎずうまく調和してくれる餃子も一緒に、楽しんでみてくださいね!