羽根つき餃子、ぷるもち水餃子の大阪王将│5フリーで食卓へお届け

製造メンバーがご紹介!美味しい羽根つき餃子が工場でできるまで~前編~

 

みなさん、スーパーに並ぶ大阪王将の餃子がどのように作られているのか、気になったことはありませんか?コロナ禍以前は各工場で朝から晩まで餃子が作られている様子を工場見学という形で見ていただくことができました。しかし見学いただけない今も、従業員は日々餃子を作り続けています!…ということで今回、記事の形で工場内をご案内します♪

現場に入るまで

製造している作業場へは、異物を持ち込まないことが非常に重要です。

そのため働いている従業員は毎日、様々なルールに沿って異物を持って入らないようにしています。今回は特別に、生産工場内に入る前の従業員の動きもご紹介しますね。

出勤するとまず、毛髪を吸い込むブラシ付きの機械で髪を梳かします。抜けた髪を機械が吸ってくれます。その後うがいと手洗いをし、体温を測り、具合が悪くないかチェックします。近年の感染症拡大の影響で、味覚チェック欄も追加されました。

                 

更衣室ではまず作業着の下に着る服の状態でローラー掛けをして埃や髪の毛を除去します。その後の順番も決まっていて、必ず2枚の帽子をかぶって髪の毛を全て中にしまってからつなぎを着用します。乱れがないか、鏡を見ながら!

着替え終わったら部屋を移動し、大きな全身鏡を見ながら頭の先からつま先まで60秒タイマーをセットして再度ローラー掛けをします。終われば長靴を履いて、ようやく生産工場内に入ることができます。

 

皮の製造

お店で使う麺と皮、冷凍食品に使う皮の全てを作っているラインです。どれも日々の気温、湿度等をみて加える水の量などの調整が必要な繊細な作業です。おいしい餃子や麺になるように、様々な工夫をしているんですよ!強くしなやかな生地にするため、圧延(あつえんと読みます。分厚い生地を薄く延ばすという意味です。)は数回に分けて少しずつ丁寧に行います。

また、大きな羽で数種類の小麦粉と油、水を練り、強力なローラーで圧延するため、機械全般に言えることですが、作業には細心の注意が必要です。

   

具の製造

①計量室で麺皮ラインで使用する小麦粉から、餃子に使われるニンニクや生姜、醤油やみりんなど調味料全般の計量をします。

②ブロックで仕入れたお肉はミンチに加工し、丸ごとのキャベツや白菜は芯を取り洗浄します。

③必要な調味料やお肉、野菜を全て大きなミキサーに入れ、商品ごとに時間や入れる順番を変えて具を作ります。 

 関東工場の大型ミキサーが一回で作れる具の量はなんと400㎏!キャベツだけで言うと一日10t使用します。大型の機械でミキシングしますが、原材料の日々の状況を見て最適な具になる様に練る順番を変えたり、野菜のカットサイズを変更したりします。どの工場でも「美味しくなってね!」と気持ちを込めてミキシングしています♪

さあ、次回はいよいよ羽根つき餃子の製造工程をご紹介!

圧延した皮とミキシングした具の状態から、いったいどのようにスーパーに並ぶあの見慣れた大阪王将の羽根つき餃子になるのでしょうか…?

乞うご期待!!