食品流通業界の最新トレンドが集結する「第59回スーパーマーケット・トレードショー2025(SMTS2025)」が、2月12日(水)~14日(金)の3日間、幕張メッセにて開催されました。全国のスーパーマーケットをはじめとする小売業者、メーカー、商社、外食・中食関係者が一堂に会し、業界の未来を占う最新商品やサービスが披露される大きなイベントです。
進化する「サステナビリティ」×食
ここ数年、食品業界においてサステナビリティは欠かせないテーマ。環境負荷を抑えたパッケージやフードロス削減の取り組み、再生可能エネルギーを活用した生産・物流など、持続可能な社会を目指す企業の取り組みが目立ちました。
例えばマルハニチロさんのサステナビリティに対する取組は注目を集めているように思えました。同社の「サカナクロス」は2022年から続いている取組を表現するコンテンツですが、今回のトレードショーでは「SAKANA × WELL-BEING」の形での発信も。変化していく時代への対応がさすが、と感じました。
「インバウンド×食」で拡がる市場
訪日外国人観光客の増加に伴い、充実が求められる日本食市場。今年のSMTSでは、インバウンド需要を意識した商品開発が目立ちました。ヴィーガン・ハラール対応食品、簡単に調理できる和食セット、日本各地の特産品を活かした土産向け商品など、外国人に向けた多様な提案がなされていました。
「タイパ×食」で変わる食習慣
近年、特に若年層を中心に「タイムパフォーマンス(タイパ)」を重視する食のスタイルが定着しつつあります。SMTS2025では、この潮流を反映した商品が多数登場しました。「時短・簡単・高栄養」を実現する冷凍食品や、ワンハンドで手軽に食べられる高タンパク・低糖質スナックなどそのバリエーションも豊かです。
こうしたタイパを重視する潮流に合わせ、大阪王将では時短で調理でき、一口サイズでぱくぱく食べ進めることのできる「大阪王将 クリスピーひとくち餃子」を2025年春夏新商品として発売しています。「止まらぬやみつき味」と「ハマるのり塩味」の2つの味でお楽しみいただきたい!
「たんぱく質×食」への関心が急上昇
近年の「たんぱく質摂取」への関心が高まっているのをキャッチして、今回の展示会では、高タンパク・低糖質のプロテイン食品や、植物由来のプロテインを活用した新商品が数多く並んでいました。スポーツ・フィットネス向けの食品だけでなく、日常の食事に取り入れやすいプロテイン強化食品が増加している点は口にするお客様のことを考えての企業努力を感じますね。
ちなみに大阪王将は2025年春夏新商品として「大阪王将 ムネチキタツタ」を発売しています。ムネ肉でヘルシーに、しかも油を吸いにくい配合の衣を使用して、美味しくヘルシーにたんぱく質を接種できるご提案です!
食の未来を形づくる場に
第59回スーパーマーケット・トレードショー2025では、サステナビリティやインバウンド対応に加え、「タイパ×食」「たんぱく質×食」といった新たな視点が注目を集めました。社会の変化とともに進化する食文化。今回の展示会で紹介された最新トレンドが、今後の食品業界にどのような影響を与えていくのか、今後の動向に引き続き注目したいところですね。
この3日間、大阪王将もお店をイメージしたブースで新商品を含む大阪王将のラインナップをご紹介したり、試食で食べていただいたりしてまいりました!出展内容の詳細も別途レポートしたいと思います。今年は創業55周年ということで、周年にちなんだフェアの展示も実施しました。新商品も加わった充実の中華ラインナップをお楽しみいただければ幸いです。
スーパーマーケット・トレードショーでも紹介した大阪王将の新商品ラインナップはこちら!
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