羽根つき餃子、ぷるもち水餃子の大阪王将│5フリーで食卓へお届け

実習生・特定技能生の受け入れを担当する生産管理の仕事内容とは!

工場で働く部署へのインタビュー第三弾として、今回は生産管理のお二人に話を聞いてみようと思います!
(インドネシア出身・ベトナム出身のお二人です)
過去のインタビュー記事はこちら↓
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製造している全商品の在庫を把握し、製造計画を練り、工場内イベントの主催もするなど業務内容が多岐にわたる生産管理。
どんな話が聞けるでしょうか…

仕事内容

ゆきを
お二人が普段どのような仕事をしているか、教えてもらえますか。
ニニンさん・
リンさん
生産管理全体で言うとたくさんの仕事がありますが、私たちは主に海外から日本に来て活躍する実習生・特定技能生の受け入れと教育をしています。
ゆきを
【受け入れと教育】とは具体的にどういうことをしているんでしょうか。
ニニンさん・
リンさん

実習生が工場に就業したら、まずガス・水道を含めたアパートの手配や、在留カードなど必要書類の手続き・管理をします。

来たばかりで日本語に慣れていない人も多いので、母国語で注意事項を伝えたり、日本語の練習を一緒にしたりします。これは工場に初めて出勤した日に行うオリエンテーションの様子です。

ゆきを

みんな真剣に聞いてくれているようですね。

異国で何もわからない状況の中、母国語でのサポートがあると不安もいくらか和らぎそうです。

実習生に特に伝えたいこと

ゆきを
実習生に生産現場のことを教育する中で、特に気を付けて伝えていることなどありますか?
ニニンさん・
リンさん
現場も含め、工場内には安心安全を守るための様々なルールがありますが、そのルールの真意をしっかり伝えることを心掛けています。特に餃子や水餃子を成型する機械は大きく力も強いので、扱い方を間違えると怪我をする危険があります。実習生がより理解を深めて作業にあたり、安全に仕事ができるよう、工場内に多数ある掲示物の翻訳もしています。
英語・ベトナム語・インドネシア語に翻訳されています
ゆきを

確かに、ルールを伝えても、そのルールが何のためにあるのかを理解しなければなかなか守るのは難しいですよね。

希望を持って日本に働きに来てくれていますし、安全な環境で活躍してほしいですね。

イートアンドフーズで働く実習生の様子

ゆきを
実習生はどの国から来る人が多いんですか?
ニニンさん・
リンさん
ベトナムから来る方が一番多く、あとはインドネシア、フィリピン、ミャンマーなどで総勢200人弱います。まだまだ増える予定です。
ゆきを
みんな日本に来て、元気に働いているんでしょうか。
ニニンさん・
リンさん
この会社を気に入って長く働く人も多く、1番長い人で6年います。でも来たばかりのころはやはり慣れないので、言葉の壁を感じたり、仕事がしんどいと相談されることが多いです。面談を実施したうえで、彼らの上司にあたる役職者との間に入り、問題解決を図ったり、現場での配置転換をお願いしたりします。
ゆきを
慣れない日本語ばかりの仕事の中で、母国語で相談できる親身になってくれる人がいるというのは心強いでしょうね。ニニンさん・リンさんのお話を聞いて、実習生の皆さんが当社で長期間、元気に働ける理由がわかりました!

最後に

どうしても言葉の壁があり、働きづらくなることも容易に想像できる技能実習生たち。

実習生採用担当の人事の方も、わからないことがあったらすぐに相談すること、ルールを守ること(アジア各国よりも日本のルールは厳しいようです)の2点を口すっぱく指導しているとおっしゃっていました。

ちなみにリンさんのこれからの目標は、普段の生活も含めて実習生がさらに過ごしやすい環境を作っていくことだそうです。母のようですね…。

私は生産現場で、笑顔で挨拶してくれたり周りとコミュニケーションを取りながらキビキビと働いている実習生をよく見ますが、その背景には彼らを精神的に支える生産管理の方々の努力がありました!

これからも技能実習生を、ひいては大阪王将を支えていってもらえることを期待しています♪

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