- 2024年8月9日
意外と知らないルールがいっぱい!だからこそ商品のことがよく分かるかも?!裏面表示の基本のキ
皆さんは買い物をするとき、何を決め手に商品をかごに入れますか? 私はだいたいパッケージを見て買っています。 例えばシャンプーだと、字体やデザインが可愛いものを吟味したり 洗剤だと匂いや内容量などを見てお得なものを選んでいる気がします。 ただ、食品だとパッケージに加えて裏面の表示を見る人も多いのではないでしょうか? 華やかなパッケージに比べて地味な裏面ですが、その商品の情報がギッシリと詳しく載っています。 そんな一見地味な裏面表示をこの春から作り始めた筆者が、最近知った基本のキを伝授しちゃいます! 表示に載っている情報 まず、裏面には表のパッケージに載せきれなかった様々な情報がまとめて記載されています。 例えば 商品名 原材料 アレルギー情報 内容量 賞味期限 保存方法 調理方法 etc… ただこれだけではないんです! これらは単に情報が羅列してあるだけではなく、様々なルールに則って表示されています。 例えば原材料ですが、これは製品を構成する配合量の多い順に並んでいます。 つまりここを見れば餃子の中に(例えば)砂糖と醤油のどちらが多く入っているかが一目でわかるということですね! また、2017年9月から原料原産地表示制度が始まりました。 これは「加工食品の製造に使用した原材料のうち、最も重量割合が大きい原材料の原料原産地名を表示」しなさいというルールです。 羽根つき餃子を例にとって見てみると、「ぎょうざ」の後に皮『小麦粉(国内製造)、植物油脂~』と書いてあるかと思います。 これは「羽根つき餃子を製造する上で一番使っている原料は小麦粉で、その小麦粉は国内製造ですよ」という意味です。 消費者の安全安心のために様々なルール改変がされているんですね。 その他のルール ほかにもいくつか細々と情報が載っています。 皮の率(一粒当たり皮の割合は何%か) 冷凍餃子や冷凍焼売、冷凍春巻きで記載義務があります! ただ、それぞれで記載の下限値が決まっており、冷凍餃子だと皮の率が45%を下回る場合は記載する必要がありません。 保存方法 商品を美味しく安全に召し上がっていただくために必要な条件が載っています。 凍結前加熱の有無 冷凍食品において、製品を「凍結する直前」に加熱したかどうかの表示になります。 例えば大阪王将の羽根つき餃子は「凍結前加熱の有無:加熱してありません」となっていますが、 これは餃子を加熱殺菌したあと、凍結直前に羽根の素を加えているためです。 そのため餃子自体は一度しっかりと加熱されています! 「街中華の炒め炒飯」も同様に、加熱殺菌した炒飯の上に未加熱のネギをトッピングしているので 凍結前加熱の有無は「なし」となっています。よくお問い合わせいただく内容です。 アレルギー アレルギーをチェックしたいという方は多いのではないでしょうか。 大阪王将では特定原材料とそれに準ずるもの(計28品目)に該当するアレルゲンを表示しています。 調理方法 もちろん調理方法も載っています! 油いらず、水いらず、フタいらずで誰でも簡単に焼ける大阪王将の羽根つき餃子ですが、 強いて言えば裏面に記載のある通り「フライパンの底に火が付く程度」の中火でじっくり焼き上げるのがコツかなと思います。 このように、製品の種類によって表示内容も様々なんです! (今私の目の前にあるコンビニのカフェラテには、乳脂肪分の割合が載っていました。) 表示でより良く知ることができる商品のこと なかなか意識しないと見ない裏面の表示。 皆さんがいつも買う商品でも、この記事を読んで見逃していた情報を再発見出来ればいいなと思います♪