羽根つき餃子、ぷるもち水餃子の大阪王将│5フリーで食卓へお届け
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5フリー

  • 2021年10月18日

美味しさ日々進化!ぷるもち水餃子の商品開発最前線

大阪王将の冷凍餃子の中でも長年愛されているのがぷるもち水餃子。今回はぷるもち水餃子の近年の開発ストーリーを、味の分野で開発している三條さんとパッケージなどの分野で開発している大菅さんに伺いました。 若手が大活躍して磨き上げられている、ぷるもち水餃子  編集オガワ 早速ですが、お二人はいつからぷるもち水餃子の開発に携われているのですか?  大菅さん 2019年からですね、新卒2年目から関わることになりました。        編集オガワ なんと2年目から。それはチャレンジングですね! 色々と悩んだのでは…?  三條さん 元々大阪王将の主力として人気があった水餃子ですので、プレッシャーはありましたね。私はリニューアルがミッションでしたので、元の味を落とさず、さらに良くすることに取り組んでいました。  編集オガワ その取組では、どのようなリニューアルがあったのでしょうか? 実は野菜が増えて味わい深くなっていた!ぷるもち水餃子  三條さん 餃子の中身の具材である野菜を5種類に増やしたことですね。しょうが、キャベツ、はくさい、にんじん、たまねぎ、とそれまでの野菜に加えにんじん、たまねぎを加えました。  編集オガワ あれ、にんにくは入っていないんですか?  大菅さん そうなんです!ぷるもち水餃子ではにんにくの匂いを気にせず毎日たくさん食べてもらえるように、という思いや、さまざまな料理に合うように敢えてにんにくは入れていないんですよ。  編集オガワ なるほど。そういえば最近スタミナ系の水餃子が作られていたような。  大菅さん スタミナ肉ニラ水餃子ですね、こちらはぷるもち水餃子と違ったシーンで使っていただけるように、しっかりにんにくとニラを効かせています。  編集オガワ 用途が違うんですね! 話が逸れましたが、リニューアルで野菜が増えたのにはどんな意図があったのでしょうか?  三條さん ぷるもち水餃子はそのままレンジでチンして食べていただいても美味しいように作られているのですが、大菅さんも話していたように他の料理に気軽に使えるのが良いところなんです。特にスープに入れると、簡単にスープが豊かになります。そこで私の最初の取組として、スープと一緒に食べるときにより相性が良いようにと考えて野菜を出すことにしました。  三條さん 野菜の品目が多いほうがスープの栄養も豊かになって嬉しいと考えたんです。  編集オガワ 確かにスープを作ろうとする時って野菜をたくさん入れたいーと思うかも。 他の素材の候補もあったのでしょうか?  三條さん ねぎ、にら、などの原料は候補にありましたが、にんじん、たまねぎの方が優しい感じがしたのと、やはりスープに合わせるということを考えて外しました。ねぎ、にらはパンチが出るけどスープを選ぶので、色々なスープに合わせる水餃子を、と考えたんです。私の好みもあるかもしれませんが。笑    編集オガワ なるほど、何でも使えるって確かに便利ですもんね。何かイメージするものがあったのでしょうか?  三條さん これは私が持っているイメージですが、中国の家庭の朝ごはんに着想を得ています。家庭によって違う餃子があって、おかゆがあって、という食事です。  編集オガワ 目指す水餃子の味、というのがあるのでしょうか?  三條さん 流行りの味を研究する為に水餃子の有名店に調査にいったりすることはあります。ただ私、ぷるもち水餃子は結構いい商品だと思っていて、大好きなんです。さらに磨きはかけたいですが、今の水餃子には私達のベストが尽くされています。  編集オガワ ぷるもち水餃子愛ですね! ちなみにこのリニューアルの後、今並んでいるぷるもち水餃子には更に改良が加わっているのでしょうか? 実は更にお肉が増量してジューシーになっていた!ぷるもち水餃子  三條さん 野菜の増量の次に、お肉の良さが出るように改良されています。豚肉の量を増加しこってり感を増やしているので、口にいれるとジューシー感が以前よりあって、甘みがよくでるようになっています。  編集オガワ 野菜の次は肉という順番なのですね。  三條さん はい。野菜を攻めた後「今度は肉感ジューシー感が必要なのではないか」と考え、その改良に着手しました。煮崩れしにくいように使っているので、スープと一緒に口に入れると、ハーモニーが楽しめるような作りになっています。  編集オガワ 話を聞いているだけでお腹が減ってきました、夕方だからでしょうか…(インタビュー時は17時頃) しかし次々と味の改良に着手していて勢いがありますね。開発を続けていて、味を決めるのに苦労は無いのでしょうか?  三條さん 今回の改良においては勿論苦労はありましたが、目指す味のイメージは、はっきりできていました。ただ実際にお店に置いていただくことを考えるとお求めやすい価格にする必要がありますので、それに合わせたレシピにする、という所は非常に苦労しました。  編集オガワ 日常的に色々なシーンで使っていただきたい、という思いからすると、価格は重要ですもんね。しかし、味を決めるのに苦労しない、というのはすごいですね。  大菅さん 三條さんは工場で一緒に働いていた頃、お弁当を作ってきているのを見ていたんですけど、それがいつも美味しそうなんです!普段から料理しているのが活きているんだと思いますよ。  編集オガワ なるほど! では今度はパッケージ関係を担当されている大菅さんにもお話を伺ってみたいと思います。大菅さんも三條さんと同じ頃からぷるもち水餃子の開発に携わっているということですが、パッケージというのはどういった所にこだわるのでしょうか? 冷凍食品って実はパッケージにも愛情が込められている!デザインにも職人技が光るぷるもち水餃子  大菅さん まずはお店でふと目に止まる美味しそうな、「しずる」写真を使うことですね。ぷるもち水餃子のリニューアルではスープに合う、というコンセプトがありましたので「あつあつで美味しそう」を意識して作りました。  編集オガワ この辺は三條さんとの連携な訳ですね。  大菅さん また、全体的に大阪王将っぽいイメージ、例えば力強さ、親しみ、お店の歴史で証明もされている味へのこだわりや楽しさをイメージとして出すようにしています。筆文字も手書きで、ある社員に書いてもらっていて、味をだしているんですよ。  編集オガワ パッケージの「ぷるもち水餃子」確かにあまり見かけないフォントだなーと思っていましたが、まさか社員の手書きとは!書く手が震えそう。笑  大菅さん お店のメニューを書いているような人なので、職人技ですよ。  編集オガワ そうなんですね、今度メニューの字も見比べてみようかな。 先程同じ職場でお弁当…というお話がありましたが、お二人は同期なんですね。同期でひとつの商品を開発していく、というのはどんな感じなのでしょうか? 同期の連携が若くして活躍している秘訣  大菅さん 私が考えたパッケージデザインは三條さんに意見を聞きますね。  三條さん 私も水餃子そのものを作っているのですが、味は大菅さんにもみてもらっています。同期なので、世間話も気楽にできてディスカッションが進みます。  大菅さん たまに、雑談だけのときもありますけどね。笑  編集オガワ いいコンビな訳ですね!そんな有望若手に育てられているぷるもち水餃子なのですが、理想というか、目標などはあるんですか? ぷるもち水餃子の理想像はまさかの●●●?!  大菅さん 私達はぷるもち水餃子大好きなのですが、この水餃子は市販のソーセージのような存在になってほしいと思っているんです。  編集オガワ え、ソーセージ?結構イメージ違いますが…水餃子をパリッとさせるんですか?? 違います!  編集オガワ (二人だと否定に圧力がありますね。)  三條さん ソーセージって、そのままボイルしても焼いても美味しいし、色々なスープに入れても合うじゃないですか。 水餃子にはそれくらい活躍できる場があるので、それを多くのお客様に知っていただくのが私達の考える将来像ですね。  編集オガワ なるほど!使えるシーンとして、ソーセージを目指したい訳ですね!  大菅さん ちなみに、ひと手間加える裏技なんですが、ぷるもち水餃子は焼いても美味しいんですよ!  編集オガワ 水餃子を焼くなんて!いや、でもそれは日本で焼餃子で一般化されているのを見た中国の方の反応と同じか…? ぷるもち水餃子の開発にかける思い  編集オガワ ここまで色々伺ってきましたが、お二人はどんな時にこの仕事の達成感を感じますか?  三條さん 私は味として美味しいものができたときは勿論ですが、棚に並んでいるぷるもち水餃子をみて、ちゃんとお客様が手にとっている姿を見るとすごく嬉しいですね。あとはリニューアルで上司から味のOKがでても、ちゃんと工場で生産できているかは不安なんです。ですのできれいに生産まで流れると嬉しいというか、安心しますね。  編集オガワ やはり生産まで見て初めて、開発の喜びは得られるのですね。  大菅さん 私は、デザインの時点では勿論画像として、シミュレーションとしては何度も確認をするのですが、実物はやはり生産されたものでしか分からないんですね。特にぷるもち水餃子はトレーが入っていないので、お客様の目に留めていただけるように「くしゃっ」とならないようなパッケージ素材を選んでるんです。包材の中にぷるもち水餃子が入って、実物が届いたときに「ぴしっ」とパッケージが見えていると「できた!」という達成感がありますね。  編集オガワ パッケージデザインを手掛けているからこその喜びですね! お二人とも、本日はありがとうございました! 編集後記 入社から数年で主力の餃子の開発を任されている二人のインタビューでした。担当範囲は違いますが同期だからこそのコンビネーションで、遠慮なく意見を言い合える、というのは羨ましいなーと思う側面もありました。何よりもインタビューをしていて感じたのは、お二人のぷるもち水餃子への深い愛ですね。今度実際に、「焼きぷるもち水餃子」の作り方も詳しく聞いて、チャレンジしてみようと思います。 ちなみに、今回ストーリーを伺っている「ぷるもち水餃子」、日本アクセス様の「第9回 フローズン・アワード」にも参戦中です!当社の社長が直々にぷるもち水餃子を紹介していますので、良かったら動画をご覧ください。投票すると抽選で1,000円分のLINE pay残高をもらえるチャンスがあるんだとか…。ストックしてやー!

  • 2021年9月7日

羽根つき餃子開発リーダーに聞いてみた、大阪王将冷凍餃子の歴史3 驚き!5フリー実現への道

大阪王将羽根つき餃子では前回紹介の「フタいらず」に続くアップデートとして追加されたのが香料・甘味料・着色料・保存料・化学調味料の5つを使わない、という5フリー。 ▼前回紹介の「フタいらず」開発秘話はこちら ▼5フリーのご紹介は大阪王将ブランドサイトから 今回は5フリー開発のストーリーを、引き続き平山さんに伺います。 驚き!5フリー開発のきっかけ  編集オガワ そもそも冷凍食品で、しかも餃子だったりするとジャンクだなー、添加物盛り沢山なんだろうなーなんて思ったりするんですけど、違うんですか?  平山さん 全然違います!そもそも冷凍食品って、冷凍という技術を使っているんで保存料はそもそも、それほど必要無かったりするんですよ。  編集オガワ なるほど。納得だけど、意外な感じ。  平山さん そうそう、意外とこういった点は知らないお客様も多くて、ご説明させていただくと驚かれる方も結構いらっしゃいます。大阪王将の冷凍餃子については5フリー以前から保存料は使用していなかったんです。  編集オガワ そもそも5フリー、なんてなんで始めようと思ったんですか?  平山さん 実は素材を生かした味、というものを追求していく過程で生まれた発想だったんです。私達は日々メインの餃子についても改善の可能性を探っているのですが、その中で美味しさを実現するための選択肢のひとつとして、香料や着色料、化学調味料に頼らずに素材の力でそれを実現できないかと。  編集オガワ なるほど、味を追求する中での着想だったんですね。しかし「水いらず、油いらずで羽根つき」の発想もそこからだったような…味にうるさい会社ですねー。  平山さん 味にうるさい会社なんです!それが良いところでもあり、開発の悩みの種でもあり…ちょっとした原材料の変換なんかもすぐ気付かれてしまうんですよ。 やっぱり元々が外食から始まっているので、特にルーツである餃子については妥協は許されません。  編集オガワ 上司の○○さんですか?!  平山さん ○○さんだけじゃないですよ!上司の更に上の✖︎✖︎さんもだし、△△の□□さんなんて……  編集オガワ …別方向に話が進みそうなので、元に戻しましょう! そんな発想で取組み始めた5フリーですが、どこに苦労しましたか? 長い道のり…5フリー実現までの苦労  平山さん 味に関しては、化学調味料を使わないように味を仕上げるのが大変でした。不使用にすること自体は可能ですが、大阪王将のクオリティを落とさずに質感の高い味を作るのには非常に苦労しましたね。  編集オガワ それまで作っていた味の構成を変えるわけですから、大きな変化ですもんね。  平山さん そうなんです。水餃子にしても羽根つき餃子にしても、素材の加工をひとつひとつ見直して、その良さを最大限引き出す、というのが最初の取組でしたね。  編集オガワ (なんと面倒そうな…)  平山さん その上で、水餃子はどちらかと言えば早く完成形が見えました。先程説明したひとつひとつの素材の加工見直しに加え、味噌を入れてコクを出したり、調味料の見直しました。  編集オガワ 水餃子と羽根つき餃子で難易度が違うんですね。  平山さん そうなんです。レンジやスープで調理いただく水餃子と、焼き餃子である羽根つき餃子では、それぞれ求められる要素が違うんですね。  編集オガワ では、羽根つき餃子はどんな所に苦労したのでしょう?  平山さん 焼き餃子は焼くことによる香ばしさや具材の甘みが品位を上げるポイントでした。そこでこれまでのキャベツやにんにく、生姜に加え、ニラ、白菜などを加えています。  編集オガワ なんと、具材が増えてるんですね!化学調味料以外にも「フリー」にするために苦労した要素はありますか?  平山さん 着色料なんかも苦労しましたね。たれにも元々色とコク出しのために着色料を長年使用していましたが、代わりにりんご果汁を使うなど、工夫しています。  編集オガワ そうか、たれも5フリーなんですね。これだけのことを開発してしまうって、我が社のことながらスゴい!  平山さん 長いことかけて改良の試作を続けましたね。ですが私たち開発チームだけでなく、取引先の原料メーカー様にもアイデアをいただいたり協力をいただいたおかげで実現できた部分も結構あります。私達もまたメーカーですので、工場や品質保証といったメンバーにも、本当に何度もテストに協力していただきました。私たちだけではもっと苦労したか、実現も出来なかったかもな、と。会社全体が新しいことへのチャレンジに前向きなのは当社のいいところだなと思いますね。感謝です。  編集オガワ 他社に協力いただいたおかげでもあるんですね!この辺は食品メーカーとして大事なことですよね。そういえば平山さんはよく「私たち」という話し方をされますけど、開発チームはどんな雰囲気なんですか? チームの力で未来を切り拓く。開発チームと、その思い  平山さん 和気あいあいと働いていますよ!それぞれが自分のテーマで日々開発に取り組むので個人的なタスクは勿論あるのですが、そのタスクについても試食をみんなでして、意見を出し合ってアドバイスをもらったりしています。チームメンバーもグルメなのでちょっとしたひとことでも凄く良いヒントだったりするんです。  編集オガワ (上司とか関係なく、皆味にうるさいのでは…?) ここまでお話を伺っていて、開発って大変な仕事だなーと思いました。どんな想いで取り組んでいるのですか?  平山さん 大阪王将は飲食店から始まっているのですが、冷凍食品はお店とは利用いただくシーンが違うかな、と考えています。  編集オガワ そういえば東洋経済さんの大阪王将社長インタビューでもそんな話をされていましたね。 ▼インタビュー記事はこちら  平山さん そうです!冷凍食品の大阪王将は、お店の職人品質で味の追求はするのですが、家庭の味方になりたいと思っています。 今晩のおかずとしてあって良かった、いつも冷凍庫に置いておきたい、そんな食品を創りたいと思っています。焼き餃子なんかは、味は勿論ですが綺麗にやけたときは嬉しかったりするんですね。簡単・便利さだけでなく、そうした嬉しさや楽しさみたいなものも食品を通してご提供できたら良いな、と。  編集オガワ なるほど、そう考えると単に食品を作っているわけではないのですね。これから取り組んでいきたいことなどはありますか?  平山さん 感染症拡大の影響でお客様も中食が増え、中には「簡単・便利」だけでなく、多少手間がかかってもより本格的なものがほ欲しい、という声もいただいています。私達は両方に寄り添うなものを考えていきたいですね。 このような大きな環境変化だけでなくとも、お客様のライフスタイルは年々変わっていくので、3年後、5年後の生活を見据えて、開発も考えていきたいですね。  編集オガワ これからの冷凍餃子も楽しみです!ありがとうございました! 編集後記 これまで3回に渡ってご紹介してきた冷凍餃子の開発ストーリー。そこには個人プレーだけでなく他社様にも協力いただくことで実現できた、という工夫の数々やその根底にある「家庭の味方でありたい」という想いがあるということが分かりました。 大阪王将の開発チームは他にも個性豊かな面々が勢揃いですので、またストーリーと共に紹介していきたいと思います。 編集としても、こうしたストーリーと焼き立ての冷凍餃子をおつまみに、今晩の一杯をいただきます。