羽根つき餃子、ぷるもち水餃子の大阪王将│5フリーで食卓へお届け
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冷凍麺

  • 2024年10月3日

大阪王将のコミュニティ「おうちde街中華コミュニティ」で聞いた「毎日のご飯のお悩み」を解決します!

オンラインコミュニティ「おうちde街中華コミュニティ」からお届け第3段です!   こちらのコミュニティでは大阪王将のファンの方だけでなく、 食事作りのちょっとしたお悩みや、元気になりたいときの食事など、 一緒に楽しくお話できたらと思っています!   「おうちde街中華コミュニティ」はこちらから https://www.beach.jp/circleboard/af11547/topictitle     今回は「おうちde街中華コミュニティ」の掲示板、 「〇〇に悩んじゃう! 毎日のごはん…」に寄せられたお悩みを解決するレシピをご紹介します!   冷やし麺ばかりで飽きてしまう… ・暑いから、そうめん、冷や麦、ざるそば、冷やし中華など似たようなものを食べています!(たかさまさん) ・夏の食事に出番が多いそうめんですが、味のバリエーションが少なくて飽きてしまう。(ニックネームさん)   夏といえば冷麺! でも、毎日同じ味だとちょっと飽きちゃいますよね。   そこで登場するのが、大阪王将のぷるもち水餃子! そうめんや冷やし中華、うどんにプラスするだけで、マンネリ打破の簡単美味しいトッピングになります。 基本の作り方の記事はこちらから https://table.osaka-ohsho.com/frozengyoza/5399/   スタミナが欲しいときには「スタミナ水餃子ビビン麺」がおすすめ! この一品で、暑さに負けない元気をチャージしましょう! 材料(1人前) 大阪王将 ぷるもち水餃子 3個 三輪の神糸(そうめん) 1/2束 キムチ 適量 牛こま肉 100g おろしにんにく 適量 白ごま 適量 塩こしょう 適量 (A)酢 大さじ1 (A)オイスターソース 小さじ1 (A)しょうゆ 小さじ2 (A)コチュジャン 大さじ2 (A)ごま油 小さじ2 作り方 牛こま肉とニラを炒め、おろしにんにく、塩こしょうで味を整える。 (A)を混ぜ合わせてたれを作る。 そうめんと水餃子をたっぷりのお湯でゆでて、冷水でよくもみ洗いし水気を切る。 器にそうめん、①牛肉炒め、水餃子、キムチ、白ごまを盛り付け、②のたれをかける。   簡単で美味しくて栄養バランスがいいメニューが知りたい! この季節、キッチンに立つのも大変なので、できるだけ手早くできる料理を作るようにしていますがマンネリは否めません・・・ 簡単で美味しくて栄養バランスがいいメニュー教えてください(けんたままさん)   暑い日は短時間で、火を使わずに料理できると嬉しいですよね! そんなときにぴったりなのが、「レンジで簡単中華スープ」。 この一品で野菜もたっぷり摂れて、美味しさも抜群です! 材料(1人前) 大阪王将 ぷるもち水餃子 4個 人参 約10g キャベツ 約50g ニラ 約20g 大根 30g 中華スープの素 大さじ1.5 生姜チューブ 3cm お湯 450ml いりごま 少々 ブラックペッパー 少々 作り方 にんじん・大根を薄いイチョウ切り、にらは5㎜程に切り、キャベツは3㎝角にカット。 深い耐熱皿に凍ったままの水餃子といりごま・ブラックペッパー以外の材料を入れ、沸騰したお湯を注ぐ。 レンジ600wで5分加熱。冷たい場合は、追加で10秒ずつ加熱してください。 最後にいりごまとブラックペッパーをふって完成!   みなさんも毎日のご飯のお悩みがありましたら、 「おうちde街中華コミュニティ」に参加して教えてください!   「おうちde街中華コミュニティ」はこちらから https://www.beach.jp/circleboard/af11547/topictitle   「おうちde街中華コミュニティ」の裏話はこちらから https://table.osaka-ohsho.com/editornews/4386/    

  • 2024年10月2日

「冷凍食品の日」2024のテーマは“アレンジ”

10月18日は「冷凍食品の日」。そして10月は「冷凍食品月間」。 レイトウのトウ(10)、冷凍食品の保存管理温度であるマイナス18℃以下(業界の自主的取扱い基準)にちなんで日本冷凍食品協会が制定した記念日です。 10月は冷凍食品関連のさまざまなプロモーションがありますので、ぜひ、お見逃しなく。   業界最大キャンペーン「フローズンアワード」で盛り上がろう まずは、10月1日から冷凍食品業界最大規模の消費者キャンペーンである「フローズンアワード 冷凍食品・アイスクリーム総選挙」がスタート(11月30日まで、日本アクセス主催)。 https://promotion.nippon-access.co.jp/frozen/frozenaward/2024/   皆さまの投票で決定する「冷凍食品・アイスクリーム総選挙」。今年はどこのどの商品がナンバーワンに選ばれるのか、とても業界内がワクワク、ザワザワする期間に入ります。いわば、業界の喜怒哀楽が渦巻くドラマチックシーズンの到来。 誰でも参加できるweb投票を行う皆さまにとっては、毎日50名様に当たるプレゼント(1000ポイント分電子ギフト)を獲得できるかどうかと盛り上がる、楽しいシーズンでもあります。   ドラマといえば、今年のフローズンアワード関連企画では、「フロアワ・ザ・movie」が。10月1日から毎晩配信されます。冷凍食品とアイスクリームの話題満載の連続ドラマ(47夜連続、YouTube「フロアワTV」などで配信)。本格的な俳優陣に加えて、アワードにエントリーしたメーカーの社員も多数、エキストラで登場するという楽しい内容です。実は、冷凍食品ジャーナリスト山本純子も、セリフひと言で出演します(たぶん)。 ドラマを観て、クロスワードを解いて応募するキャンペーンもあるので見逃せませんね。   10月18日「冷凍食品の日」、冷食協イベントは屋外でアレンジメニュー 日本冷凍食品協会では毎年、10月18日の「冷凍食品の日」記念イベントを開催していますが、今年は、例年のホテル内でのイベントではなく、屋外、アーバンドックららぽーと豊洲(東京都江東区豊洲2丁目)で開催します。 子育て世代や若い方々のお買い物スポットで、冷凍食品を使ったアレンジメニューの試食をしていただこう、というのがメインの企画です。 昨年までのイベントでも試食会はありましたが、出席者は主にシニア世代で、事前募集の抽選で、ホテルのシェフが考えた冷凍食品を使用したメニューが提供されていました。つまり、どちらかというと本格的な宴会メニュー。今年はがらりと変えて、家庭で手軽に活用できるアレンジでメニューを紹介します。 作り方を聞いたら、まねをしたくなるような簡単でおいしいアレンジや、家計を助けてくれるような安上がりでボリューミー、おいしいアレンジなどが話題になれば、冷凍食品の利用もより進み、より楽しくなることでしょう。   「簡単」で「おいしい」、さらに『活用』で楽しくなる さて、冷食協の消費者調査(平成6年“冷凍食品の利用状況”実態調査)によると、「1年前より冷凍食品の利用頻度が増えた」とする人は男女とも2割以上と多く、その増えた理由を聞くと【表1】、「調理が簡単で便利だから」とする人が多く、次いで「おいしいと思う商品が増えたから」となっています。「簡単」で「おいしい」ことは、タイムパフォーマンス重視の方々が増えている昨今、かなり高い評価だと思います。   【表1】冷凍食品を利用する頻度が増えた理由(複数回答)     また、同調査では、「1年前に比べ、利用頻度が増えた冷凍食品」を聞いていますが、その結果は【表2】の通りです。 男女とも「ギョウザ」が増えたとする人が一番多く、次いで女性のみでは「冷凍野菜」、男性は、「ピラフ・炒飯」「パスタ・スパゲティ」がほぼ同数でした。「ギョウザ」強いですね。表示通りにすれば、フライパンで誰でも簡単に羽根つきのギョウザができることを強みに、需要層が広がっています。 利用頻度が増えている「ギョウザ」「冷凍野菜」「ピラフ・炒飯」「パスタ・スパゲティ」。もし、いつもの調理法だけでなく、ちょっとひと工夫を加えたら一層おいしくなる、チョイ足ししてさらにおいしくなる、という『活用の仕方』についての情報が広まれば、さらに人気が高まるかもしれません。 実際、「冷凍野菜」の利用が増えたという背景には、 自然解凍で利用できる冷凍野菜の普及(食べられる状態まで茹でて冷凍したブロッコリーなど:ロングブランチング商品と言います) 旬の時期に製造するので高い栄養価が保たれているという認識の広がり(冬場と夏場でビタミンC量が大きく変わるほうれん草の事例など) 冷凍野菜は下茹でしているので「加熱し過ぎない」という料理のコツの普及 家庭で食品ロスを出したくない、食材を無駄にしたくないという気持ちの高まり(SDGs)と共に広がった、「冷凍野菜は生ごみゼロ・ロスゼロ」の認識 使ってみたくなるような開発商品のバラエティが広がったこと(きざみネギ、きざみオクラ、むきえだまめ、新ミックス野菜など) などがあると思われます。 少し前までは、冷凍野菜の利用増といえば、天候不順による生鮮価格高騰が大きな理由だったのですが、そんな背景がなくても徐々に冷凍野菜のファン層が広がってきたのは嬉しいことで、メーカーの不断の開発努力に頭が下がるのでした。 人気の高い「ギョウザ」も焼くだけ、お鍋に入れるだけ、といった定番の利用ばかりでなく、さまざまに活用できる食品です。 実際、「大阪王将」ブランドの餃子つきラーメンは、「餃子はラーメンの具に最適!」というアレンジに気づかせてくれました。   【表2】1年前に比べ、利用頻度が増えた冷凍食品(複数回答) 〔以上、表は(一社)日本冷凍食品協会「平成6年“冷凍食品の利用状況”実態調査」より〕   ↓餃子・水餃子のアレンジレシピはこちら https://www.eat-and.jp/foods/recipe/ 肉と野菜の具をパスタ(麺帯)で包んだもの、と考えるとイタリア料理のラビオリやカネロニが連想できます。ならば、餃子や水餃子を大胆にトマトソース・ミートソースとチーズでラザニア風に焼き上げてみることを想像すると、「おいしいに決まっている!」と予想できます。   山本アレンジはごくシンプル 家庭でも応用しやすいアレンジメニューを提供する冷食協イベント、というニュースを聞いて、私自身は、どんなアレンジを日常にしているかと改めて考えたり、過去の写真を引っ張り出してみたりしました。結論は、たいしたことをやっていない、ということに気付いた次第。 私の場合、開発商品自体に興味が向いているので、表示通りに調理して食べる、というのが基本なのです。でも、写真を振り返ってみると、よくやるアレンジ、気に入ってちょっと一時期ハマっていたちょい足しメニューなどがありましたのでご紹介しましょう。   ★レンジカツは「かつ煮」が簡単に完成♪ コロッケでもGOOD! わが家では、卵と玉ねぎだけは常にある食材。同じく必ず冷凍庫にある食品が、生協のレンジ調理対応のカツ類です。それらを使って「かつ煮」を作ることがたまにあります。簡単でボリューミーです。 カツはレンジで簡単解凍。めんつゆを好みの濃さにしてタレに仕立てて玉ねぎを煮て、カツを入れて卵でとじれば出来上がりです。 おつまみにも、ご飯にのせてもOKです。 カツでなくてもコロッケでおいしい一皿になります。すこし煮すぎると、やわやわになってしまいますが、これもまたタレにしためんつゆが浸みておいしくなります。 もちろんカツをはじめフライ類は、パンにはさんでサンドイッチメニューにすることも定番ですし、おいしいハンバーグであれば、贅沢にはさむグルメバーガー風も簡単に楽しめます。 ★チキンライスでオムライス♪ ピラフのケチャップ炒めもOK チキンライスはそのまま食べるよりオムライスにしたり、オムレツをのっけたりして食べます。その方がたんぱく質量アップになって、さらにおいしく感じます。チキンライスをわざわざ買わなくても、えびピラフのケチャップ炒めを作ってもOK。おいしいオムライスができます。 ごはんものアレンジで一時期ハマっていたのは、「えびピラフ」の「海老チリ」かけです。コンビニで両方の一人前サイズが入手できることに気づいたときに、事務所でのゴージャスな“エビエビランチ”を思いつきました。以前はよく食べましたねぇ~と思い出したら、また食べたくなってきました。 他には、“炒飯の中華丼の素かけめし”もおいしいです。しかし、ちょっと塩分過多を避けるためには、中華丼の具は2人でシェアする方が良いかもしれません。 簡単・スピーディであることが条件 かつてNHK「あさイチ!」に、冷凍食品マイスター、タケムラダイさんと出演した際、タケムラさんがアレンジメニュー「ピーマンの“詰めない”」を紹介しました。それは冷凍餃子をフライパンに並べたら、その一つひとつに、ピーマンを縦半分にカットして種を除いたものをかぶせて焼くだけ、という超シンプルなアレンジ。しかもおいしい。 これは衝撃で、冷凍食品は工場が皆さまの代わりに手間をかけて作っている『手間抜き』食品なのだから、アレンジも同じように『手間抜き』コンセプトでいいんじゃないか、と感心した次第。アレンジにたくさん時間がかかってしまっては、本末転倒になってしまいますね。 調理冷凍食品はある程度味が出来上がっているものなので、足す食材はなるべくシンプルなのが良いのです。シンプル・イズ・ベスト!皆さまにも、お気に入りアレンジをぜひ見つけてほしいと思います。   日本冷凍食品協会Web アレンジレシピ https://online.reishokukyo.or.jp/recipe/  

  • 2024年9月9日

冷凍めん50周年 注目トレンドは「ラーメン」「焼そば」

年間生産食数20億食を超える「冷凍めん」(一般社団法人日本冷凍めん協会調べ:2023年)。20億食のうち11億食超が「うどん」です。そして次に3億5千万食の「中華めん」、2億食の「パスタ」と続きます。家庭用の売場だけを見ていると、あれっ?パスタの方が多いのでは、と不思議な感じがするかもしれませんが、業務用も含めた全体の数値は、ずっと「中華めん」が「パスタ」を上回っています。 しかも「中華めん」は、2022年、2023年と業務用の需要が伸びて好調です。さらに、数量は低めで6千万食超レベルながら「焼きそば」が上昇傾向にありますが、これは、中華系の「あんかけ焼そば」の人気を反映しているものとして注目できます。   カトキチさぬきうどん50周年・キンレイも50周年 さて、冷凍食品の中でも存在感を増している冷凍めん。その歴史はちょうど50年です。テーブルマークは2024年に迎えた冷凍うどん発売50周年にあたって、さまざまなプロモーションを展開しています。また、商品名には入れないものの、玉うどん製品に印刷していた「カトキチ」ブランドでしたが、今回、“テーブルマークの「カトキチさぬきうどん」”として刷新しました。商品自体も自慢のコシに加えてもちもち食感のアップなど、よりおいしくリニューアルしています。 「うどんは冷凍がおいしい」、「おいしい冷凍うどんはカトキチ」と一時代を築いたブランドの価値。それを生かして、さらに、うどんだけではない『冷凍麺のテーブルマーク』を目指していく戦略とのこと。 しみじみと感動が押し寄せてきます。「冷凍=おいしい」を真っ先に知らしめてくれたのが、カトキチの冷凍うどんでした。そのブランドが50年の年に“復活”します。 実は、鍋焼うどんのキンレイも今年12月で設立50周年を迎えます。独自の『二段凍結三層構造』を開発するのは設立の翌年、1975年になりますが、その後コンビニでアルミ鍋入り商品が定番化、さらに2010年からは、スーパー向けの『お水がいらない』シリーズを発売し、これがブレイクしました。同シリーズは先般、累計2億食出荷を達成しています。 冷凍めんはまさに「国民食」だなあと節目の年に感じています。海外に存在しない一大ジャンルなのです。出荷額では昨年、1,332億3千万円(日本冷凍めん協会調べ)でした。 生産食数推移のグラフを見ると、「うどん」は2020年がピークです。コロナ渦中にストックできる便利な主食系食品として特需があったことがわかりますが、まだまだ間口が広がるポテンシャルがあるのだと感じさせる急伸でした。ダントツ人気の素材めんに加えて、具付のうどんでヒット商品が生まれたら、さらに伸びしろあり、でしょう。   「五目あんかけ焼そば」が「横浜あんかけラーメン」を抜く! 先日、マルハニチロを取材して、衝撃のトップ逆転劇の話を聞きました。同社の家庭用冷凍食品売上NO.1商品が、「新中華街 横浜あんかけラーメン」から「同 五目あんかけ焼そば」に代わった(2023年度)のです。確かに同社では需要増に対応して、焼そば生産を2工場体制にして強化してきました。さらに昨年秋には、同社独壇場だった『あんかけ焼そば』マーケットに、ニチレイフーズが「香ばし麺の五目あんかけ焼そば」で参入してきました。そんな環境下で、さらに売上を伸ばしてきたわけです。 つまり独走よりもライバルがいた方が、より良い成績になる、というセオリー。 これは、「味の素」ブランド一強から「大阪王将」が参入したことによって過去10年、冷凍餃子マーケットが盛り上がってきたという現象と同じことが起こったのだと推察できます。 「焼きそば」ジャンルは、業務用も含めるとソース焼そば系も強いのですが、中華系焼そばの人気で、さらに伸びていきそうです。   時空間を飛び越えて自宅で楽しめる冷凍ラーメンのメリット 家庭用の冷凍ラーメンは、コロナ禍中に専門店系の商品が注目を集めたこと、冷凍自販機での販売が話題になったことをきっかけに世間の注目を集めました。その当時に比べると少し落ち着いた感もありますが、「冷凍」によって自宅でおいしいラーメンが食べられる、と皆さまにお知らせできた効果は大きかったと思います。 コロナ前から専門店の味わいのネット販売で実績を挙げていた「宅麺.com」(グルメエッスク㈱:旧グルメイノベーション㈱)は、今年が14周年。累計販売食数は約380万食とのこと。地方の有名店のラーメンが自宅で食べられる、という冷凍ラーメンのメリットをいち早く伝えた企業といえますが、宅配の領域を超えて、実店舗での取り組みが注目を集めています。 7月にオープンしたイオンリテールの「@FROZEN新瑞橋店」(名古屋)です。なんとロボットラーメンソムリエのペッパー君が売場に立ち、お客様の顔を見て「宅麺.com」のオススメラーメンを教えてくれます。 ラーメン通販サイトでは、イートアンドホールディングスでも、コロナ禍中から「ラーメンJourney」を事業展開して、伝説の名店、支那そばや本店の「至福のかけそば(醤油)」はじめヒット商品を生み出していますね。一度は行ってみたい店、味わってみたいあの一杯を冷凍食品なら自宅にいて実現できるのです。   大手メーカーも進化形 デュアル調理、天一、二郎インスパイア系も 大手メーカーのラーメン商品もこの秋は、注目の商品が目白押しです。専門店商品の宅配よりリーズナブルなプライスで本格的な味わいを提供して強みを発揮しています。 5月発売のキンレイ「お水がいらない 天下一品」は、天一こってりスープを再現した冷凍めんとして早くも話題になっています。お鍋にポンと入れて温めるだけが特徴の『お水がいらない』シリーズですが、同商品は麺がほぐれてからグツグツ30秒煮込むことでお店の味を再現します。 監修商品、具材たっぷりをコンセプトにしたテーブルマークの『まるぐラーメン』シリーズ新商品は、「燈郎監修 まるぐ 濃厚豚骨醤油ラーメン」です。初の二郎インスパイア系ラーメンの登場が話題です。二郎系といえば、朝のテレビで人気のアニメ「ちいかわ」に登場する「郎」ラーメン。汗をかいてラーメンをすする主人公たちを見ると、無性にこってりにんにくの効いたラーメンが食べたくなりますね。そんなニーズに応えてくれそうです。 驚きの新商品は、食べる時に汁なし・汁ありを選んで調理できるという『デュアル調理』の新商品、ニチレイフーズの「本当に旨い担々麺」です。容器付でレンジでの簡単調理です。冬は汁あり、夏は汁なしの商品を買う、というイメージが覆る新商品です。 焼きそばにも新メニューです。ニッスイの「わが家の麺自慢 かた焼きそば 五目あんかけ」は、同社のロングラン商品「長崎風皿うどん」の姉妹品的位置づけ。皿うどんは、パリパリの揚げ麺(常温保管可)ですが、新商品は、サクサク食感の揚げた太麺(同)です。これが香ばしくて食感が楽しくて、びっくりしました。人気商品の達人は、「あん」だけ冷凍庫にしまい、かさばる揚げ麺は常温保管するそうです。半分冷凍食品のおもしろい商品です。 日清食品冷凍は、この秋『日清本麺』を刷新して、基本フレーバー4種を揃え、シンプルで少しリーズナブルなシリーズに転換しました。定番フレーバー、鶏がら醤油、濃厚味噌、ホタテだし うま塩、豚骨醤油の4つから気分で選べるという提案です。   各社の開発魂が可能性を広げる 冷凍食品の中で存在感をますます増してきた冷凍めん。その中でも中華系に絞って見てきましたが、書いているだけでお腹が鳴ってきます。出来立てのラーメンを思い浮かべるからですね。香り立つその一瞬は、まさに至福。その「本物の味」を体験できるのが冷凍ラーメンのメリットではないでしょうか。 上述の『デュアル調理』の例に限らず、冷凍めんの可能性はまだまだ広がりそうです。それはメーカーの開発魂によって開拓されていくのです。