寒波が到来しているということで、ぐっと寒くなってきている日本。こんな日々が続くと南国に行った思い出が蘇ってきたりします。南国といえば、私が思い浮かべるのは東南アジア。特にシンガポールは経済的にも進んでいる国ですね。
実は大阪王将もシンガポールにお店を出しています。有名なモールにもありますので、渡航の際にはお立ち寄りください!
さて、そんなシンガポール、代表的な料理は何を思い浮かべますか?シンガポールチキンライスやフィッシュヘッドカレー、ラクサなど、色々と美味しい料理がありますが、私が断然押したいのがチリクラブです。
現地レストランでは料理するかにの種類によって価格が変わるのが一般的。私が2019年以前に渡航した際、勇気を振り絞って注文したレベルのソフトシェルクラブでも1万円前後、上海蟹だと2万円を超えていたように思います。庶民からすると高級料理ですね。しかしながらかにを選べる、ということは、チリクラブに使用するかにの種類は特に決まっていないのでは?!とも解釈できるのではないでしょうか。そこで今回は、解釈を拡大し、かにではなく「カニカマ」を使ってチリクラブを作りたいと思います。
最近のカニカマは本当に優秀で、こちら今回使用したものなのですが、見た目としてはもはやむき身のかにそのものですね。
シンガポール料理を超簡単に家庭で再現!「カニカマ」で作るチリクラブ
材料
- 大阪王将 エビチリの素 2袋(1箱分)
- カニカマ 80g
- 長ねぎ 1/5 本
- (使いたければ)かに 1杯
- サラダ油 大さじ1
- 水 100ml
- 砂糖 小さじ1/2
- たまご 1個
レシピ
- (かにを使う場合)かにを沸騰した湯に入れ、2〜3分茹でる
- 長ねぎをみじん切りにする
- フライパンに油を熱し、かに、カニカマを中火で焼く
- 長ねぎを合わせ、炒める
- 大阪王将 エビチリの素、水100ml、砂糖をいれ、さっと混ぜ合わせる
- 溶きたまごを流し入れる
料理のポイント
かには使わなくても良い
今回、安く調達できたワタリガニを使用していますが、食べられる身はほとんどありませんので目的は少しばかりの風味付けと見栄えのためです。おかずとして食べるだけでしたら、カニカマだけで作れるのが簡単調理のポイントです。
優しく炒める
カニカマはほぐれやすい性質があるため、身が崩れすぎないように炒めるのが大事です。炒めるというよりは、両面を焼くようなイメージが良いかもしれません。
砂糖はお好みで
大阪王将 エビチリの素はその名の通りエビチリに最適化されています。シンガポールのチリクラブの味をイメージすると、若干甘みを足してあげると再現性が高まりますよ。
たまごの扱い
たまごはそっと細長く入れていくのがポイント。投入後に混ぜすぎ、火を通しすぎるとぼそっとした炒り卵になってしまうので、半熟のちょっと先くらいでフライパンを火から外し、盛り付けるのがおすすめです。
美味しく食べるための工夫
シンガポールの代表的なビール「タイガービール」はチリクラブとの相性抜群!現地ではチリソースを「マントウ」という揚げパンにつけて食べるのですが、この代わりに小ぶりのパンや、井村屋さんの「すまん」を使ってみるのも良いです。
素と「置き換え」で簡単に楽しく料理!
今回はシンガポール料理の代表格、チリクラブを、調理・調達・金額面でハードルの高いかにをカニカマに置き換え、とろみや程よい甘辛さなど本格感を出しづらい調味部分をエビチリの素を使うことで補って作りました。素と「置き換え」で料理したことのないカテゴリでも手軽に挑戦できるのは良いですね!
他にも様々ある大阪王将の「素」汎用性は広いのでぜひお試しください。