お正月にはどのようなお料理を食べることが多いでしょうか?家庭でおせち料理、となる方もいれば、おせちは苦手ということで全く関係なくいつもの食事、とする方も、あるいはお餅だけは用意して正月気分にする、なんていうご家庭もあるのではないでしょうか?
今回はおせちに飽きてきてちょっと違った正月気分を感じたい、という方にもおすすめの韓国風お雑煮「トックク」をご紹介します!
韓国風お雑煮「トックク」とは?
トックク(Tteokguk)は、旧正月(ソルラル)を祝って伝統的に食べられる朝鮮料理の一つである。スープ(グク)とスライスした餅(トック)からなり、繊切りの卵やマリネした肉、韓国海苔等が飾られる。
出典: Wikipedia(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%AF)
日本のお雑煮同様、肉とお餅を使っている一方で餅はトッポギでも使われる、うるち米を原材料とするところが大きな違いのようですね。また日本のお雑煮では地域によって具材や出汁が違いますが、おそらく日本の食文化にはあまり馴染みのない、牛骨スープを使うところが大きな違いと思われます。
お正月に冷凍水餃子を使った韓国風お雑煮はいかが?!ぷるもち水餃子で作るお手軽「トックク風 水餃子雑煮」
これからご紹介するレシピはなるべく本場の「トックク」を再現したいのですが、韓国のお餅「トック」などは手に入りづらかったり、錦糸玉子は用意が大変だったり…とあると思いますので
- お餅→ぷるもち水餃子+刻んだお餅で代用
- 錦糸玉子→溶きたまごをスープで煮ることで代用
のように代用していくことで対応していきます。
材料
- 牛肉こま切れ 100g
- 玉ねぎ 1/4個
- 餅 1/2個
- 大阪王将 ぷるもち水餃子 4個
- たまご 1個
- にんにく 1片
- 牛骨スープの素
- 水 400ml
- 醤油 小さじ1
- みりん 小さじ1
- ごま油 大さじ1
- 長ねぎ 少量
レシピ
- 牛肉こま切れに醤油、みりんをかけ軽くもむ
- ごま油を熱し、繊維に沿って薄く切った玉ねぎを中火で炒める
- 2に牛肉を入れ、炒める
- 3に水を入れ、牛骨スープの素、にんにく1片をおろし入れ、沸騰させる
- 沸騰したら弱火にし、5分煮込む
- 大阪王将 ぷるもち水餃子を入れ、更に4分煮込む
- 溶きたまご、うすく刻んだ餅を入れ、1分ほど煮込む
- スープを盛り付け、刻んだ長ねぎ少量を散らす
料理のポイント
牛肉には焼き目をつけたい
最初に醤油とみりんを軽く揉み込むのは下味をつける段階。玉ねぎを入れたあとに炒める牛肉については、片面にこんがりと焼き目がつくような具合を目指します。こうすることで、香りがスープに移ることを狙います。
煮込む時間は水餃子、もちの時間に合わせる
レシピにある「5分煮込む」「4分煮込む」といった時間の刻みは面倒に感じますが、冷凍水餃子の調理時間5分や、刻んだお餅にちょうど火を通すために1分ほどかかるため、こうした設定にしています。実際には水餃子やお餅の具合を見て決めていくのがおすすめです。
韓国風のお雑煮もスッキリしていて良い!
今回ご紹介の「トックク風 水餃子雑煮」、牛骨スープがきいていて奥深いコクがありながらも、材料や調味料はごく限られているので非常にスッキリした味わいになっています。こうした料理にもぷるもち水餃子は相性抜群ですので、ぜひお試しください。