羽根つき餃子、ぷるもち水餃子の大阪王将│5フリーで食卓へお届け

冷凍餃子と食べたい、電子レンジだけで作れる焼きそばを考える

家庭料理を考える際に忘れたく無いのが「キッチンのどの設備を使うか」というもの。例えば加熱の機能で考えればコンロ、電子レンジ、オーブントースター、電気ケトル、ホットプレート、…などあると思うのですが、上の例でも後者にいくに従って持っていない家庭もあるはず。

調理器具を持っていたとしても、洗ったりしまったりに使う時間が勿体無い!他にもやることがあって時短で済ませたい!という時はありますよね。

そんな時には「今日は包丁を使わないぞ」とか「今日はフライパンひとつで済ますぞ」といった自分なりの時短を心に決めて、最短で済むような料理で有効時間を捻出したいところ。「自分の考えた時間、手筈通りに効率的に炊事を行う」私はこれを「戦略的炊事マネジメント(Strategic Cooking Management)」と呼びたいです。SCMといえば「Supply Chain Management」なんていう言葉を弊社でも使って物流の最適化を考えたりもしますが、Strategic Cooking ManagementはキッチンのSCMです。

そこで今回は焼き餃子を作りながらも作れる焼きそばを、家庭内SCM的に考えたいと思います。

電子レンジとフタいらずの競演!効率良くソース焼きそばと羽根つき餃子を同時調理

参考になるのはこちらの動画

ソースの有名ブランド「オタフクソース」さんのレンジを使った焼きそばのレシピ。まずはこちらをベースにご紹介します。

使用するキッチン設備

  • コンロ*1
  • 電子レンジ*1

使用する調理器具

  • フライパン*1
  • プラスチック製ボウル
  • トング

材料

  •  カット野菜 100g
  • 豚肉(小間切れ)50g
  • 焼きそば用の麺、あるいは中華麺 1玉
  • 大阪王将 羽根つき餃子 6粒
  • 焼きそばソース 適量

作り方

  1.  麺をボウルに開け、ほぐす
  2. 焼きそばソースを絡める
  3. 2の上に肉、カット野菜を乗せる
  4. ふわっとラップをかける
  5. コンロにフライパンを載せ、羽根つき餃子6粒を並べる
  6. 中火で加熱開始
  7. 500wレンジで5分加熱
  8. 6の餃子を盛り付ける
  9. 7を混ぜる

1. 麺をボウルに開け、ほぐす

麺を袋から出し、トングでほぐします。この工程、初手ながら結構大事です。フライパンを使った作り方では熱と水分をいれながらほぐす工程を、先にやってしまう、ということですね。

2.焼きそばソースを絡める

1.でほぐした麺に焼きそばソースを絡めます。今回は市販されている液状の焼きそば用ソースを使用しました。焼きそば麺に付属する粉末ソースを使う場合には、水かお湯で溶かしてから絡めるようにしましょう。

3.2の上に肉、カット野菜を載せる

カット野菜と肉を載せます。今回は「包丁を使わない」と決意していることもあり、お肉は手や菜箸でかんたんに一口サイズに割くこともできる小間切れを使っています。

4.ふわっとラップをかける

電子レンジ調理には「ふわっと」ラップをかけることが重要です。加熱により野菜から出た水分を麺に吸わせることを狙っていますので、水分を逃さないようにすることが大事です。

5.コンロにフライパンを載せ、羽根つき餃子6粒を並べる

ここでもう一品の調理に入ります。フライパンに6粒の餃子を放射状に配置。1人前6粒を想定して今回はこの粒数ですが、一人でも沢山食べたい、とか家族で、といった場面に合わせて粒数は調整しましょう。

6.中火で加熱開始

5のフライパンを加熱開始、餃子を焼き始めます。餃子を焼くのに5分ほどかかりますので、焼きそばより先にこちらの着火を行います。

7.500wレンジで5分加熱

ここで焼きそばの調理に戻ります。4.のボウルをレンジに投入、麺1玉、電子レンジ500wなら5分が目安です。

8.6の餃子を盛り付ける

7の電子レンジをタイマー代わりにしつつ、餃子の焼き具合をみましょう。ちょうど電子レンジの加熱が終わる頃が焼き終わり、羽根が出来上がる頃です。電子レンジの方は一度置いておいて、ここで餃子をお皿にあげます。

9.7を混ぜる

無事餃子が焼き上がって一安心したら、ボウルの焼きそばを最後に混ぜ合わせ、お皿に盛り付けます。写真ではボウルの代わりに陶器の丼を使っているのですがこのような食器を使って調理していたり、洗い物を最小限にしたい場合はこのまま完成として食べてしまっても結構です!

 

電子レンジとフタいらずの競演!効率良く塩焼きそばと羽根つき餃子を同時調理

材料

  •  カット野菜 100g
  • 豚肉(小間切れ)50g
  • 焼きそば用の麺、あるいは中華麺 1玉
  • 大阪王将 羽根つき餃子 6粒
  • 塩ダレ
    • 鶏ガラスープの素 小さじ1
    • 酒 大さじ1
    • 塩 適量(小さじ0.5くらい)
    • ごま油 適量

作り方

  1.  麺をボウルに開け、ほぐす
  2. 塩ダレを絡める
  3. 2の上に肉、カット野菜を乗せる
  4. ふわっとラップをかける
  5. コンロにフライパンを載せ、羽根つき餃子6粒を並べる
  6. 中火で加熱開始
  7. 500wレンジで5分加熱
  8. 6の餃子を盛り付ける
  9. 7を混ぜ、ごま油を回しかける

塩焼きそばの場合も作り方は同じ。ソース焼きそばと違うポイントは塩だれですね。塩だれは予め混ぜて鶏ガラスープの素を溶かしておき、それを麺に絡めましょう。

時間に余裕がある時に。焼きそばに卓上で加えるひと手間

効率良く調理が終わって、さあ実食。もし物足りなさを感じたり時間に余裕がある場合には、ひと手間加えて好みの味にしても良いですね。

焼きそばだからこそ。焼き目をつける!

今回ご紹介の調理方法は焼いていない「焼きそば」なんですよね。「焼いてないじゃないか!」という自問ツッコミへの対策として、後から焼き目をつけます。使用するのはガスバーナー。

耐熱皿に盛り付けた焼きそばに向けてバーナーをセットして…

着火!

こんがりと焼き目がつきました。ソースの焦げから香ばしい香りが食欲をそそります。

 

紅しょうがと天かすで風味と食感をプラス

買い置きがある場合には紅しょうがや天かすを載せてもいいですね。更に味わいが豊かになります。

焼きそばと餃子は、合う

いかがでしたか?焼きそばと餃子というシンプルな2品なのですが、これで十分一食として楽しめる献立になったのではないでしょうか!今後も効率的に調理を行う「キッチンSCM」紹介していきたいと思います。